2008年05月24日
Insurgency war3
南ア陸軍 騎馬追跡部隊
つづき
元RhSAS Reid-Daly中佐により創設された特殊部隊セルーススカウツは「アフリカ型特殊部隊の雛形」であると共に「ローデシア戦争中、最も戦果を上げた部隊」として記録されています。何故セルーススカウツはこのような戦果を上げる事が出来たのでしょうか?
草原、灌木地帯は攻撃をゲリラに察知されやすく、攻撃を察知したゲリラは少人数に分散し逃げてしまうので再捕捉したとしても効果的な戦果が得られない。その為にスピードが重要となります。ローデシア軍はドイツ製ウニモグトラックなどを改造した双輪装甲車を開発しますが工業力が低く、満足の得られる車両には至らなかったと聞きます。旧式輸送機、小型ヘリ、急造装甲車など不十分な装備の中でセルーススカウツが大戦果を上げる事が出来た事は、いかに用いた戦術がローデシアやアフリカの地勢や状況に合うものであったかの証左であると考えます。
セルーススカウツという傑出した部隊を作り出したロ-デシアですが、元々の国力は乏しく南アとの貿易や物資流通が生命線でした。反政府勢力はローデシアの通商、経済施設(幹線道路、橋梁、資源備蓄基地)の破壊活動を活発化させローデシアの継戦能力を奪い遂に屈服させる事に成功します。南部アフリカ開拓の英雄セシル・ローズの家、を意味するローデシアは消滅しジンバブエとなります。
黒人国家として生まれ変わったジンバブエからは多くの白人が南アフリカへ移住します。その中にはローデシア軍Insurgency warの中核を成したRhSAS、セルーススカウツの隊員が多く含まれていました。一応の完成型を見た「アフリカ型特殊部隊」は南アフリカでにおいて更に発展していきます。つづく




















