2008年06月30日
First PMC
ハイ!あふりかです。
「軍事力を提供する民間会社」 PMC、PMFなど呼び方は
様々です。
現在は「民間軍事会社」よりも「民間警備会社」の方が対外的にも「ソフト」ですし、事実、警備、警護が主な業務となっています。しかし有名なPMC ブラックウォーター社のオーナーであるE・プリンスが「軍事力の提供」を標榜していた(いる?)のは有名な話でブラジル製航空機 スーパーツカノの装備を狙っているあたりを見ると、まだ諦めていない気がします。
イラク戦争で一躍脚光を浴びたPMCですが「元祖」というべき会社はその時すでに存在しませんでした。当ブログでも度々登場する「エグゼクティブアウトカムズ」が元祖に当たります。随分前ですが某国営放送でPMC特集があった際にアンゴラ、シエラレオネの戦闘シーンが放映されました。今となっては珍しい「エグゼクティブアウトカムズ」(以下EO)が存在した時の映像をドーゾ。
あふりかがエグゼクティブアウトカムズについて耳にしたのは実はV-MATの会場でした。
まだギリギリ、EOが存在していた頃だったと思います。当時南アもの収集に走り始めていた あふりかには、ミリタリーショーで必ず顔を出すブースがありました。南ア、ローデシアに詳しい「セミプロ」の方々です。その中のお一方、まだ名前は伏せておいた方が良いでしょうか?仮にT氏と致しましょう。T氏はアフリカもののコレクターであり、コレクションの一部をミリタリーショーで販売、買い付けに南アへ出向く猛者でした。
非常に珍しい商品(例えば、ソールパターンの無い対追跡用ブーツ「クランデスティンブーツ」などを出品してました。チョー高かったw)をお持ちなので、買えないまでもお話は良く聞かせていただきました。
その際にT氏から聞いたのがEO社と代表E・バーロウが所属した南ア文民協力局(Civil Cooperation Bureau CCB)の話。CCBは国内外で南ア政策の批判を行う人物、団体に脅迫、暗殺、破壊工作を行っていた部局。その元メンバーがEOなる会社を設立して「軍事力提供」を行っているという、当時のあふりかにとって胸騒ぐ話題でした。まだインターネットが珍しい時期でしたがポツ、ポツと情報が取れ始めた頃、EOの解散を知ります。
民間会社が軍事力を提供する。小国の軍隊以上の規模で、その能力は非常に高い。非米ミリタリーマニア アフリカ派に属すあふりかとしては「ワイルドギース」や「戦争の犬たち」とは異なる「戦争プロフェッショナル」の出現に驚嘆したのでした。
イラク、アフガニスタンの影響で「PMCバブル」と言われる昨今ですが、米大統領選の結果如何ではバブルは弾ける事でしょう。「浜の真砂は尽きるとも~」同様、戦争の種は尽きません。形を変えた「戦争請負業」は必ず姿を現すと思います。
2008年06月30日
6/28 UNION
イラクも雨が降ります。
ハイ!あふりかです。
このトコロ、週末になるとお天気が悪く、
サバゲーマーのフラストレーションはMAXメーター気味。
あふりかは間隙を縫って6/28、千葉県サバゲフィールドの
パイオニア「ユニオン」の定例に参加して来ました。
今回はチーム「百鬼野行」同様にパラベラムに協力してくれている某国防組織所属の くまぷー&その仲間達と一緒です。
くまぷーはパラベラム参加のブラックホール、クールスタイルトイでもスタッフとして手伝ってくれたナイスガイ。仕事が「Security」の為に様々な訓練を受けており、サバゲで目の当たりにするその動きには毎回唸らされます。と言ってもガチガチでは無いのでメリハリのあるゲームを楽しんでいます。
左:くまぷー 右:あふりか
この日は翌日曜日は大雨の予報が出ている事もあり、今にも降りそうながら終日雨にたたられませんでした。その代わりに蒸し暑いのなんの。ジメジメしていて汗が止まりませんでした。
くまぷーはパラベラムで購入したばかりのBHI ウォーリアウエア タクティカルパンツをテスト。腰の装着感が良いと好評でした。あふりかはこの日SWMS ファーストフィット&ベントグローブを実戦テスト。
ベントグローブはメュシュ製なので非常に通気性が良く、高温多湿な中でも快適な装着感。ファーストフィットはやや暑く、使用後に内部はかなり汗で湿っていました。両製品ともグリップ感が良く、画像のあふりかはSTAR製ミニミパラとAKS74U SOPMODを使用していましたが片手でもシッカリとグリップしていました。これからの季節はベントグローブがお薦め。
こちらは一緒に参加した明智光秀氏夫妻。w 明智氏はくまぷー同僚ですが部署は別。この日の装備は陸2に89式&AK。明智氏は動きが軽快で体力抜群。
チームの先鋒として進路啓開にスバ抜けた能力を発揮します。新婚の明智氏は最近ご夫婦でのゲーム参加が増えていて あふりかも奥方とは数度ゲームをご一緒してますが、会う度にスキルUPしていて驚かされます。ダンナの指導の賜物ですねぇ。この日もアンブッシュで足止めされた際に、果敢に前進を試みたのは「奥さん」だったのには驚かされました。プライマリーはナントM14SOCOMですよ!
明智氏はくまぷーの購入したBHI ウォーリアウエア タクティカルパンツを気に入ったようでオーダー貰いました。明智氏!奥さんにも5.11 タクティカルパンツ/WOMEN'Sコウテアゲナサーイ!
くまぷー&明智氏の後輩お二人。強者2名の先輩に気押されず、動き回ってました。あふりかは怖い人じゃ無いから次はモット話そうね!w そして装備&ウエアの相談はパラベラムへ!w
当日参加者は80余名でしたがオフシャルのスムーズな進行が大変好印象で楽しいゲームでした。隣のテーブルにアメリカの方が3名いて、何故か侵攻方面が一緒であった為に自然とユニットが出来上がり、ミニミを持っていた あふりかはGUNNERに任命されサポートしまくり。 拙い英語ながら即席ミーティングをしたり、あふりかの「かばりんっ ふぁいあー!」の号令で援護射撃開始&突撃がされる場面もあり「ウエ!なんか『プライベートライアン』みたいじゃん」なんてニンマリしてました。
ゲーム終了後にお互い自己紹介。くまぷーがパラベラムTシャツを着ていて、あふりかが店長だよと伝えると良く知っていて、注文したこともあるとの話。恐縮です。そしてアメリカチーム3名はナント!米大使館員!!一人は海軍でトレーナーやってたそうです。互いにメールアドレス交換し次回の再会を誓いました。こういう交流の広がりはヒジョーに嬉しいです。
2008年06月29日
Afgan
ハイ!あふりかです。
本日も忘れられた戦争。
本来9.11の報復として始まったアフガン侵攻は
「米対テロ戦争」の本流であるべきところですが
イラク戦と比較して投入戦力が少なすぎます。
もし米国次期大統領がオバマ氏だとしてもイラクはともかく
アフガニスタンはどげんかせんといけません。
too little、too lateの戦力補強で命を失うのは
戦場にいる兵士です。
「ディスカバリーチャンネル」でも放映された、アフガニスタン捕虜収容施設暴動で奪還に投入された英SAS、SBS、米SFの戦い。英SAS、SBSは傭兵軍に溶け込む姿。この手の戦い方には一日の長があるようです。
2008年06月28日
Angola War
ローデシア陸軍RLI、南ア陸軍第44空挺旅団による記念撮影
連投中「Insurgency War」でも取り上げておりますが、南アフリカが1980~1989年の間戦ったアンゴラ戦争は「忘れられた戦争」と表現されています。アンゴラのポルトガルからの独立に端を発する内戦から、米ソ代理戦争となるアンゴラ戦は辺境アフリカ大陸の局地戦として世界の耳目を集める事が少ない戦いでした。その実、地下資源に恵まれたアンゴラは当時、東西各国が虎視眈々と戦争の行方を伺っていたという傍観された戦争でもあります。
そんな「局地戦」であったアンゴラ戦争ですが、こんな感じです。
ツギハギのイメージ的な映像ながら
規模の大きさが判っていただけると思います。
南ア装備の改変期であった80年代初頭の映像が多く、
主力アサルトライフルのR4(南ア製ガリル)は木製ハンドガード(後に樹脂製)、装備はコットンキャンバスP73にP82ナイロンチェストリグが混じっていたりします。R4に装着されたライフルスリングは独特の幅広のものですが、これはイスラエル製を模したものと思われます。グリーンのナイロンチェストにG3を使用しているのは恐らく32大隊隊員でしょう。
各種ラテール双輪装甲車によるクランやミラージュF1、当時世界最長射程を誇ったG5 155mm砲、その自走型G6などの大型兵器も見られます。
新生南ア共和国となり国際社会に復帰した南アの外貨獲得手段は「ダイヤ」とアンゴラ戦争を通じて開発された「兵器」です。平和を取り戻したのとは裏腹に大変皮肉な状況です。
2008年06月27日
Protection
軍とPMCの共同警護ミーティング
ハイ!あふりかです。
本日は専門誌発売日ですね。
パラベラムは
アームズマガジンに広告掲載しております。
気合のロープロファイルプローンですが、
広告はハイプロファイルとなっていますw
本日発売アームズマガジン8月号P233に掲載されてます、
PPM製エアソフトゲーム、訓練用ソフトアーマーベストをご紹介します。
PPM エアセーフベスト(ASV)
こちらはPPMが訓練、エアソフトゲーム用に製造販売しているソフトアーマーキャリア。(中身はウレタンマット、取り外し可能)です。コットン製シェルですが縫製、構造はPPMらしく非常に凝った造りとなっています。
コス的に言えば、PMCがイラクに進出した当初は防弾装備と言うとプレートキャリアのみが多かったのですが、側面からの銃撃にはプレートの無い脇に致命傷を負う事が多く、次第にソフトアーマー+プレートキャリアのコンビネーションがメインとなりました。現在は更に防弾性が重視され、特に不意の銃撃を受けやすいコンボイ警護の際はハードプレート、ソフトトアーマーの内蔵が可能なアーマーベストの着用が多く見られるようになりました。
とは言え、ハードプレートと比べて軽量なソフトアーマーは「最低限の防護着」として食事中でも着用したままでいる例が多くみられます。そんなんでシビリアンコントラクターのイメージを醸し出すには持ってこいのアイテムです。
実は、このASVの画像は
米エアソフトファンの「ご自慢装備」です。
PPM曰く「物凄く売れてる」と珍しく喜んでいます。
(「売り」に淡泊なんだよねPPM)
メシ喰う時もアーマー着なきゃなんないってのもゾッするけどね。
2008年06月27日
入荷速報
それ オレ 買います あっ?実銃? 悔しいです!
ハイ!あふりかです。
BHIから荷物到着ぅ~。
発売迫る東京マルイ MEUに備えて!
CQCホルスター
(カーボン製)
CQCスポーターホルスター
(ポリマー製)
1911用入荷しました。
ここ数日1911用の問い合わせは増えてます。
昨日のCQC動画はチョーど1911用でしたね!
予約のお客様は確認メール送りますので焦って
二重注文にならないようにお願いします。
これはレッグタイプね。
抜くトコより、収めたトコを見て欲しい。
この後、全力疾走してもホルスターから銃が落ちる事が無い。
コレですよ、コレ!
2008年06月26日
入荷速報
HATCH オペレータータクティカルグローブ
「ハードナックル」使用
ハイ!あふりかです。
チョロッと荷物到着です。TOP画で使用中の
HATCH 「ハードナックル」グローブ
未着だったTAN Mサイズ入荷しました。
そして大人気のOAKLEY ファクトリーグローブ
TAN Mサイズ大量入荷!!
動画導入したんで利用しましょう。
相変わらず問い合わせの多いBHI CQCホルスターシリーズ。
まずはコンナ感じ
ちょっと買った感じでしょ。
ようは慣れです。
2008年06月26日
KOEVOET
南西アフリカ警察 対不正規戦部隊SWAPOL-TIN
通称KOEVOETクーフォート(アンゴラ戦後期)
ハイ!あふりかです。
遂にランキングが・・・。
皆さん、本当に有り難う御座います。
明日にはアラブログさんへ明け渡すと思いますが
ランキング一位を機に多少の進歩を目指しまして動画を導入!
デジタルおんちの あふりかには「地球誕生」を数式で
言われているような複雑さですが何とかやってみます。
さて、記念すべき1発目は連投中の「Insurgency War」にて度々登場します南西アフリカ警察 KOEVOETです。昨日あふりかコレクション見て頂きましたが、あふりかの最終的な「南ア萌え」到達点がKOEVOETでした。まず動画をご覧下さい。
☆一部ショッキングな場面があります ご注意下さい☆
えーと、一応KOEVOETは「警察」です。
RPG-7を装備する警官ってのもスゴイです。
白人隊員の多くは南ア警察2ndパターン迷彩を着用していますが、SWAPOLにはSAPからの転籍組が多く在籍していた為です。途中、足跡を確認しながら下車隊員とキャスパー装甲車が連動、追跡するシーンがあります。この辺の戦術はローデシアでSASやセルース、RACRが採用していた戦術。
TOP画は迷彩服から単色戦闘服に変更となった頃のKOEVOET。ニット帽を被ってる隊員を多く目にします。「アフリカでニット帽?」と思いますが、日中は強い日差しから頭部を守り、寒暖の差が激しく冷え込む夜間にも役立つ事から大変ポピュラーだったようです。
あふりかは あんましYouTube見る方じゃ無いんですがKOEVOETの動画があるなんてスゴイ時代になりましたね。
あと10年早かったらなぁ~。
2008年06月25日
PPM製品5
えらい剣幕です。出前の数が合わないのでしょうか?
ハイ!あふりかです。
PPMの次便到着が待ち遠しいです。
最近担当が変わって少し愛想が良くなりました。
前の担当は軍の訓練協力ばかりで全然つかまらない人でした。
ただ相変わらず「特殊な人達の使用状況」画像くれません。
無いなら無いでイイんですがあるみたいなので、「如何様にでも身分が判らないように加工したモノで良いのでクレ!」
っても返事しません。そのくせチャンと製品は送ってくる。
将軍戻ってきてクレ~っ!
仕方ないんで自分で探してますが容易なコッチャありません。
で・す・が!日本も米国も頼りになるのはミリオタです。
AirsoftファンにはPPM使ってる人いました。
PPM カッタウエイ ダイレクトアクションベスト
って言うか、ポーチ類は他社のだなぁw
米国のミリブロみたいなトコでの「オラ装備自慢」で
披露されてました。ポーチも揃えてねw
どーしても日本ではGBやアザラシが実際に使用している「絵」が無いと「本物認定」がされない風潮なんでねぇ。PPMにもソー言ってるんだけどあんま興味なさそう。
コッチだけヒートアップしてる。
ヒジョーに
「悔しいです!」(By 疾風のようにザブングル)
2008年06月25日
Collection
SAP(南アフリカ警察)タスクフォース
ハイ!あふりかです。
製品入荷までのインターバル、
自分ネタが続いてる事をお許し下さい。
本日は個人的なコレクションを紹介です。
コレクターの道ってヤツは物凄く深いですよね。ゴールは見えない(無い)し、上には上が大勢いるんで人と張り合うなんて事とてもじゃ無いけど続きません。こればかりは「地道」が一番です。
「地道」に歩んでも長く続けていると、
それなりのものが集まります。
あふりかはローデシア、南アもののコレクターです(でした?)がローデシアものは、既にコレクションを始めた1980年代から希少で時が経つにつれ価格は高騰、量は少ないってんで「茨の道」でした。まだ南アもののほうが入手の機会は多かったと思います。
画像は、連投してます「Insurgency War」に登場する、南西アフリカ(現ナミビア)警察対不正規戦部隊SWAPOL-TIN 通称KOEVOETの隊員 通常のSWAPOLとも、支援を受けていたSAPとも違う独自のカムフラージュを採用してます。アンゴラ内戦も後半となると特徴的な迷彩服が仇となって狙われるようになったのでグリーン単色の戦闘服に変更されちゃいます。
これは あふりかのコレクションしてるシャツ。パンツが手に入らないままPMCに突入してしまいました。この迷彩が合うフィールドってソウソウ無さそう。
こちらはSAP(南ア警察) 旧体制の頃だと思います。SAPの迷彩は1stと2ndがあり隊員が着用しているのは2nd。以前アームズマガジンで南アの特集(今じゃ信じられない!)があった時に1stをモデルが着用していて狂喜した事があります。なぜか今は持ってます。
左は現在のSAPリアクションユニット隊員
SAPマークの中央がお花(?)になってます。
右はあふりかので、旧体制時のタスクフォース章とパラ章が付いています。多分後づけ。SAPマークが古いものになっています。シャツの色は現在の隊員が着用しているTAN系が強いものと、画像のグリーンが入っている2種が存在するようです。
SAPが使用しているヘッドギアはフィールドキャップ、ブッシュハット、ベレーの他暴動鎮圧時に着用するライアットヘルメットなどがあります。画像はフィールドキャップとベレー。SAP 2nd迷彩のベレーは32大隊でも採用されていました。
フィールドキャップには何種類かのバージョンがあります。これは耳当て、カラーライナーを備えたタイプ。最初のKOEVOETの画像で隊員が着用しているフィールドキャップにも耳当てが付いています。暑い国なんでいらないんじゃ?と思ってましたが、南アも高地や砂漠の夜は非常に冷えるのと、車両跨乗時の吹き曝しでは必要だったようです。内部のカラーライナーは上空からヘリや航空機で支援を受ける際の識別マーカーで、その際は裏返して被ります。
コチラはベレー。本来は布製のSAP章が付くのですが付いて無かったので制帽用のバッジがはめてあります。顔のデカいあふりかにはあまり似合いません。
次の機会には装備をw
番外
友人の置き土産
2008年06月24日
Journalism
ハイ!あふりかです。
最近は事件、災害と世間がザワついています。
ネット、テレビによる報道もスピードが上がり新しい情報が飛び交ってます。飛び交うのはイイですが扇情的であったり、ある種のフィルターがかかっていたり、「操作」や「垂れ流し」と感じるモノもあります。
昔は「ニュースはつまらない」と言われていました。「報道」で視聴率が取れていたのは国営放送だけで民放のニュース番組は数字が取れない事もあって非常に地味でした。なぜ「ツマラナカッタ」のか?それって客観的な事実を淡々と伝え、その情報を視聴者が判断していたからじゃないかなって思います。(異論百出でしょうが)
最近の報道番組ってキャスターが非常にストレートに、それでいて言葉足らずの「私見」を述べるでしょ。久米さんで当たったからってキャスターが皆、そんな「私見」を言うようになっちゃったから視聴者が客観的に考えなくなっちゃったんじゃないでしょうか?尻馬に乗っかるのは楽だし。
あれは「私見」じゃなくてキャッチコピーでしょ。
こちらはウォルター・クロンカイト。
「グッドモーニング!ベトナム」で物まねされていましたが「報道」を志す人間でこの人知らない人は考え直した方が良い言う程有名な人物。「アメリカの良心」とまでいわれたキャスター
(アンカーマン)です。
ベトナム戦争取材に訪れたサイゴンで「偶然にも」テト攻勢に遭遇。破壊された米大使館などを目撃し「和平のテーブルに付いた方が良い」→停戦支持を自身の番組で強く訴えます。これを見た当時のジョンソン大統領は「これで私は(継戦の)支持を失った」と大統領選出馬を断念します。
何故クロンカイトの言葉はこれ程重かったのか?
事実を歪曲せずに伝え、且つそれに基づいた偏りの無い意見を述べる事を積み重ねてきたクロンカイトへの「信用」(信頼じゃない)が人の心を動かしたんではないかなぁ?
左はケネディ暗殺を伝えるクロンカイト。彼は沈痛な面持ちながら冷静に事実を報道し、それが視聴者にも伝わったと言われています。
ベトナム戦争停戦を訴えたクロンカイトの言葉が「正解」であったかは判らない。これで歴史は変わったし、人生が180度転回してしまった人も大勢いる。「報道」は歴史も変えるし人生も変える。重い仕事ですよ。
何か事件が起きるとウチにも「報道」からTELが入りますが、取材なのかネタ探しなのか区別がつきません。がっかりです。何しようとしてるか見えちゃうもん。
「ダメだ!危ない!このままじゃいけない!」と騒ぐキャスターが増えましたが、恐ろしく「軽い」言葉に心など動きません。危機感ばかりを煽るのは「操作」なんでしょうか?
軽い言葉より、一葉の写真のほうに重みを感じるのは変ですかね。「報道」には頑張って欲しいものです。
2008年06月24日
サバゲー紳士録1
ハイ!あふりかです。
さて本日は、日頃あふりかが参加するゲームでお世話になってる皆さんをご紹介します。なるべく顔バレしないようにしますがナンカ不都合のある当事者さんは連絡下さいね。いっぱいいるんでシリーズ化します。w
以前は「サバゲーを心から愉しみたい!」で参加していたゲームですが、パラベラム開始以降は製品テストなども兼ねており様々な製品の使用感など、情報収集も大事な事となっています。あふりかだけでは到底追いつきません。そんな時に非常に協力してもらっているのがパラベラムヘビーユーザーチーム
「百鬼野行」の面々
「百鬼野行」はチーム創設から2年弱。メンバーは若い社会人を中心としています。ちょうどパラベラムが操業準備をしている時にメンバー達と出会い、装備やウエアに興味津々であった彼らは頻繁にウチで買い物するようになってくれました。あふりかが試しきれない製品の感想を非常に「率直」に言い放つので、タマにムカつきますが(嘘w)非常に助かってます。若いのに非常に礼儀正しく、純粋に「ゲームを楽しみたい」「イイ仲間を作りたい」が伝わってくるチーム運営は、主催ゲームに多くのゲーマーが集まる事からも伺い知れます。
こちらはBCUでの「百鬼野行」主催ゲームに集まった面々。彼らが「鬼」と表現される所以は、その「進行」にあります。あふりかなんか老体だからインターバルが長くなりがちなんですが、「鬼」たちは「ゲームいっぱいヤリたい!」ってんで「ハイ!5分後開始でぇす!!」とテキパキ進行します。参加者はお腹いっぱいゲームが堪能出来るってんでリピーターが増えてきます。ちなみにメンバー全員HNに「鬼」が付いてますが、これ早いモン順で「オレ青っ!」「んじゃオレ赤!」と決まっていったみたいです。色がドンドンなくなってしまい、「ピンク」だの「村さ鬼」だの「門鬼(モンキー)」だのが発生。あふりかは百鬼では「群青鬼」w(最近名乗ってないなぁ) 白石ってのはいないねぇ(爆笑
これはBBジャングルでの「百鬼野行」主催ゲーム参加者。よーく見ると「GUNNER」のヤマダビンさんも一緒です。ビレッジ1のプレオープンゲームからのお付き合い。
中央のモヒカンが「青鬼」くん、二列目左が「村さ鬼」くん。この二人が「百鬼野行」の運営リーダー。こう見えて二人とも子持ち。ものスゴクしっかりしてますが、若い時はかなりヤンチャだった話は「方々」から耳に入ります。w ちょっと想像しずらい。ちなみに左で座ってるのが「企画妄想」担当POM君。なんで彼だけ「鬼」がついてないか謎w
先日完成したチームのオフィシャルポロシャツ!
あふりかも貰いました!(カネ払ったか・・・)
千葉にサバゲフィールドが続々と誕生する中で生まれた新しいチームなので、「昔はあーだった、こーだった」なんて言うあふりかと違って適応能力抜群。非常にフレンドリーな良いチームなんでフィールドで見かけたら声掛けてあげてください!
2008年06月23日
Old School
旧ローデシア陸軍 即応コマンド RLI
ハイ!あふりかです。
先週金曜日にTight Shirtに関してブログで触れましたら、
イッパイ注文頂けました!ありがとうございます!
さて、あふりかは高校生の時にサバゲを始めて、かれこれ23年になります。昔は「最新装備」には目もくれず、ひたすらローデシア、南アものを追いかけていました。それだけに最近の新しい装備のありがたさが身を以て判るような気がします。
以前、冗談のつもりで昔の写真にソレっぽいキャプションを入れて公開しましたら、予想外の反響があり驚いています。お金の無い若い頃ですんで装備も貧弱ですし、恥ずかしいかぎりですが老兵の務めとして何か皆さんの参考になればイイなぁと思います。
長いことサバゲをやってきて「革命的」な出来事だったのが、東京マルイさんの電動銃の出現でしたね。
それまでガスガンがメインでしたのでサバゲを始めるにはどうしても初期投資にエアタンクなどが必要になったんですが電動銃の出現は多くの仲間が増えるキッカケとなりました。
あぶとまっ党員のあふりかが、初めて手にした電動は「AK47S」でした。
電動銃は中身がシッカリしているだけに、外観のカスタムがし易く、最初は普通に使ってたんですが、そのうち「オラAK」が欲しくなっちゃって仲間とワイワイとカスタムを始めました。
奥のはマズルブレーキをAKMタイプとしたのみですが手前の2丁は「短縮化」されてます。AKS74uを模しているやつは短縮しすぎて7セルのスティックバッテリーしか使えませんでしたが、当時は珍しがられてました。真ん中のがあふりかので、ルーマニア製を模してます。当初は通常のフォールディングストックだったので、折り畳みが可能なように実物よりもフォアグリップを下げてましたが、仲間が鉄パイプ溶接でモノポッドタイプを作ってくれて交換してあります。それに合わせてグリップ位置も修正しました。ただこれが重いのなんの!片手撃ちは無理でしたw
マルイさんが47Sの次に発売した47も直ぐに外観を替えちゃいました。奥が47から作ったRPK。当時RPKなんて知ってる人、少なかったんですよ。だから対外戦に行っても反応薄かったw 特筆は手前のカービン。コレは床井さんの本に出てくる「AKMSカービン」を模したもの。前部分がスクラッチだったんで強度がねぇ~。でも当時としては素晴らしい出来でした。
そーいえば、むかーしアサヒのフルオートユニットを入れたRPKを売り払おうとミリタリーコンベンションに持って行ったら、オサムさんに「オオっ?!」とニコやかに微笑まれて、熱いモノが込み上げ、ぬるいものがジワっとした憶えがあります。
実際の旧ローデシアではFAL(南ア製のR1など)の使用が多かったのですが、戦争後期にはG3が大量配備されたんでローデシアコスにはG3もOKでした。あふりかが手にしているのはA4なんですがガスパイ、バレルを短縮し、それに合わせてハンドガードも短縮。オリジナルのカービンとなってます。まだMC51発売の遙か前の時期です。ちなみにあふりかが着用するブッシュハット、パンツはサムズミリタリヤさんの第二期ローデシア、シャツは第1期のものをショートスリーブに改造してます。これがまるで「本物」みたいな風合いで、さる専門家の方も見間違えた逸品。たまに私服で着てますw
この頃、ゲーム撮影に夢中になってました。普通に撮影していると居場所が敵にバレちゃうとヒンシュクを買うので、チャンとゲームに参加し、隠れながら撮影してました。ちょっと一瀬泰造(知らない人はググってね)とか意識してたかなw
ライブドアブログ「あふりか道(みち)GT」『夜明けのあふりか道』で触れられる「あふりかに巻き込まれた人々」最終的に南ア警察SAPまで引っ張られた人もいました。南無w
ここ数年、迷彩服に袖を通していませんが、コレはコレで楽しいんで機会を見てコスってみようと企んでます。夏は短パンかなぁw
2008年06月23日
佐々淳行氏 著書
元海兵隊のオペレーター
ハイ!あふりかです。
みなさん土日のゲームは如何でしたか?
千葉は土砂崩れの被害が出る程のドシャ降りでした。
知り合いの「百鬼野行」やアンデックス オレンジ氏らは日曜日にサバゲフィールド「SEALs」へ行ってたみたいね。キミたちは全天候型かいな?w そう言えば、今年の大雪の日もオレンジ氏はV1ゲームに参加してたし・・・。サバゲジャンキー恐るべし!w
あふりかは「晴耕雨読」(耕す畑は無いけどね)なんで
静かに読書w 最近買ったのが
「後藤田正晴と十二人の総理たち―もう鳴らない“ゴット・フォン”」佐々淳行氏 著 前作「わが上司 後藤田正晴―決断するペシミスト」が物凄く面白いかったんで佐々氏が予告していた続編を非常に楽しみにしていました。しかし、ご存知の通り後藤田氏が物故され、著者の佐々氏も体調が良くなかった事もあり刊行には時間が掛かったようです。あふりかは佐々氏の著作は文庫ばかりを買い集めているので更に読むのも遅くなってしまいました。
まぁでも読み応えあると言うか、昭和1桁の
佐々氏の行動力には本当に驚かされます。
前作で警視庁特殊部隊SAT創設にまつわるエピドードが出てきて、後藤田氏が秘密裏に訓練を視察する為、都内のゴルフ練習場から番記者を巻いて某訓練施設へ向かう記述があったのですが、本作ではそこが「習志野」であったと明かされています。SATの装備、訓練は独GSG-9を参考としており、佐々氏が訪独し、独政府に協力要請して実現しています。
本著は、後藤田氏を縦軸に佐々氏の数々の仕事が記されているのですが、その交友関係の広さには驚愕させられます。防衛問題で度々名前を耳にしたアーミテージ氏ともかなり近い関係にあったりします。アーミテージ氏って「デケー政治家」って印象が強いんですが海軍兵学校アナポリス出身でベトナム従軍。ベトナムとの和平停戦に反対して除隊しちゃった、骨のある人物らしいです。
「へっ?佐々氏そんな事してたの!」って話が幾らでも出てきます。
氏の話は「自慢話」と嫌う人もいるそうですが、充分自慢して良い内容だと思います。
興味のある方は、是非ご一読をお薦めします。
お天気の悪い日はジックり読書も悪くないですよ。
面白い本があったら是非教えてください!
2008年06月20日
Tight Shirt
ハイ!あふりかです。
関東はこの土日、ちょっとお天気崩れるようですね。
でも6月は結構晴れの日が続いてます。今朝のニュースでは
5月の方が日照時間が短かったなんて話してました。
これから本格的な梅雨となるのか、カラ梅雨のママ、夏突入なのか・・・
気になります。
ジメジメにしろカンカン照りにしろ、爽やかなサバゲの時は爽やかなウエアを期待ですね!
(ゴーインに話を持って行ってますw)
最近やたらCMを目にする、「ゴー!ウァンダーアーマーっ!!」でお馴染み、マイクロナイロン製アンダーシャツは「アッチー!」「汗ダクダク!」「キモチワリー!」の三重苦を忘れさせる爽やかシャツです。
TOP画の今は亡きクリス氏も愛用・・南無。
あふりかも愛用・・・南無。
もう4月頃から着てますw どんだけ暑がり?
汗が乾くのが早いので、Tシャツみたいにズーッとグショグショのを着ていなきゃならないって事が無いので気分爽快!
「ムチムチがヤダ!」
いや、誰も見てないから。
乳首浮いててもプレキャリで見えないしw
嫌な人はニップレスかヌーブラヤッホー!
この手のシャツの弱点は「マジ○×テープ」。これに引っかかると
ケバケバになっちゃいます。
絶対ライターとかで炙っちゃダメ!!
一瞬で燃え上がるよ!イラクじゃそれが敬遠されてるって話だから。タバコの火も気をつけてください。あふりかはテーラー&ストナーさんで買った防炎剤掛けてあります。
火さえ気をつければサイコーに涼しいシャツです。
興味のある方はコチラへ!
2008年06月20日
傭兵の死
伝説の傭兵「ボブ・マッケンジー」(後列右から3人目)
ハイ!あふりかです。
数々の戦場を渡り歩くPMCオペレーターや有名傭兵も決して不死身ではありません。
行方不明や非業の死を遂げる者は少なくありません。
旧ローデシアは慢性的な人員不足の為に傭兵募集を行っていたのは有名です。
そして世界各地から多くの腕利きが集まりました。
中でも伝説的な人物がロバート・マッケンジー(Robert –MacKenzie)。
彼は米国人であり1965年米陸軍に入隊しベトナム戦争を戦っています。
1970年ローデシア陸軍に入隊 RhSAS(ローデシアSAS)に在籍し数々の特殊作戦に参加。確か最終階級は大尉。ローデシア軍は恒常的な人員不足もあってか大尉、中尉クラスでも小規模部隊を率いて激しい戦闘に参加しています。まるでジオン軍w 彼の活躍は「SAS大事典」にも詳しく記載されています。
ローデシア戦争後は中南米、東欧で戦い1990年以降、恐らく個人契約でシエラレオネ軍の指揮官(中佐)として着任。1991年反政府勢力RUF(統一革命戦線)が首都フリータウンに迫りシエラレオネが契約を結んでいたPMCグルカセキュリティーグループ(GSG)の「社員」らを率いて首都防衛戦を繰り広げますが待ち伏せ攻撃に遭い戦死。
伝説的傭兵の死はRUFを狂喜させ、その遺体が食される悲劇を引き起こします。
この一件を以てGSG社はシエラレオネとの契約を解除。代わって首都防衛を果たしたのがエグゼクティブアウトカムズでした。
英雄の死と言うものは呆気ない事が多いのですがロバート“ボブ”マッケンナの死はローデシア時代の凄まじい活躍を考えると非常に残念です。あふりかが好きな南ア伝説の男フランツは南ア陸軍、南ア警察、KOEVOETを渡り歩き、不正規戦のエキスパートでしたが、なんと非戦闘中の後方における交通事故で死亡。
因業な稼業である為なのか、常に危険と隣り合わせだからなのか、「ベッドの上での安らかな死」は難しいようです。
2008年06月19日
入荷してます!
ハイ!あふりかです。
入荷情報アーンド今後の情報。
BHI CFタクティカルマグポーチ
CQCタクティカルホルスタープラットフォーム用
マガジンポーチです。樹脂製フラップ付き。
内部テンショナーは無し。BK、CT、ODの3色です。
BHI ケミカルライトスティック
ポキっと折るとポワアンと光るケミカルライト。
約8時間光ってます。これから夜戦にはGood!
何気に使い終わってもプレキャリに挿しておくとオシャレ!
BHI ウォーリアウエア タクティカルパンツ
まぁー騙されたと思って履いてみてよ。
(騙してないからw)
ホントーに履き心地はイイです。
右後ろポケットの水平ジップポケット。財布などの貴重品を入れておくのに便利。
右前ポケットの垂直ジップポケット。コインポケットとした場合、車の運転中に小銭がこぼれ落ちる事が防げます。
品切れ情報
「店長オススメ アイテム」であるBHIコントラクターキャップはFGが早々にBHIで在庫切れ、今月確認したところタンカラーも品切れとなりました。BHI側での在庫充足が6月末となります。パラベラム入荷は7月中旬の予定です。
2008年06月19日
Armed Police
ハイ!あふりかです。
皆様、いつもパラベラムへ沢山のご注文を頂きまして
誠にありがとうございます!
お陰様で忙しく動き回っておりまして少し痩せましたw
昨年の8月にミリブロさんの急襲を受けて始めたブログももうじき一年を迎えようとしています。驚くほど多くの皆さんに見ていただいており感激至極でございます。
ただ、やはり一年も経ちますと底の浅さが露呈してきましてネタ不足で御座います。商品入荷があった時などは検品の忙しさを忘れて「ネタが到着やぁ~!」と狂喜している次第です。「またソンナ話かよぉ~」もあるとは思いますが宜しくお付き合いの程お願いいたします。
さて、「ネタがネー、ネタがネー!」と溢しておりましたら各方面より闘魂ならぬ、「ネタ注入」が御座いまして嬉しい次第です。時を見まして「ガッツり」掘り下げてお送りしようと考えてます。注入者様、有り難う御座います!!
お茶を濁すようですが本日は、あふりかの個人的嗜好から摘み上げましたお話で御座います。
連投中の「Insurgency War」でお判り頂いていると思いますが、私、名前の通りローデシア、南アファンで御座いました。最近は袖を通すことも無くなりましたが、以前はそんな格好でサバゲをしておりました。関係が深い事もあり英軍についても資料を読んだり、東京は中野ブロードウエイにあります「ユーロサープラス」さんでお買い物させてもらったりしておりました。(最近トンと伺っておりません。残念!!)
英、ローデシア、南アの他、オーストラリア、ニュージーランドは歴史上の流れもそうですが、軍の装備なども調べていくと大変興味深い事が多く勉強になります。色々と見てきて大変面白いと感じたのが「警察」の存在ですね。
TOP画にあるのは英国警察の武装警官です。探偵ホームズの時代のスコットランドヤードは拳銃を身に付けず警棒のみで犯人逮捕にあたりました。「拳銃を使う程の極悪人は紳士淑女の国にはおりません!」だったのでしょうが現在がSMG装備です。
英国も米のイラク侵攻以降はテロの標的となっており、多くの犠牲者を出しています。もはやかつての警棒のみの姿は歴史の彼方に消え去ってしまいました。
国内情勢が不安定であったり、反体制勢力を抱える国は高度に武装された「第二の警察」が存在するってな話を以前した事がありますが あふりかはこの、「武装警察」や「野戦警察」ってヤツに非常に強い興味を持っております。
1960~70年代の日本でも「機動隊」が毎日出動していた不安定な時期がありました。「機動隊」の場合は銃器使用に大変消極的であり、警察が重武装する事は日本人にとっては違和感以外の何物でもありませんが、海外では今現在も「警察軍」と呼ばれる組織が存在します。
どなたかのブログで、熊の足形をモチーフとした米軍「トラッカーチーム」のワッペンを拝見しました。「足形」は「足跡を追跡する」の意味もあってか追跡部隊のマークに良く使用されます。画像は旧ローデシア警察「BSAP(British South Africa Police)」のPATU(Police Anti Terrorist Unit)の部隊章です。こっちは犬らしいですが。他に昔のTVジャッキーの記念品Tシャツマークに似た(判んねーかw)人の足形のマークを部隊章とした追跡部隊なんかもいました。
旧ローデシアの場合、白人人口が絶対的に少ない事もあり、働き盛りの年齢層は軍に所属する事が多く警察や、その支援部隊には年齢層の高い人員が目立ちます。それにしたってコノ人員数です。
これ良く見ると非常に珍しい写真。新生南アフリカ警察ですが中央の人物、マンデラ大統領(当時)です。アパルトヘイト政策の尖兵だった警察とにこやかに記念写真を撮るマンデラ大統領。南アが現在平穏を取り戻しつつありアフリカ諸国の盟主たろうとするのは、この度量の深さに依るところが大きいと感じます。とは言え治安の悪化で警察は以前と変わらずかなり武装している事が判ります。
治安維持の先兵である警察が重武装化されていく事は、「Insurgency War」と密接な関係がある「Anti-Terro(対テロ)」の意味合いが濃く、日本人には混同されやすいので追々お話していこうと思います。この辺が判ってくると米が介入するイラクとアフガンの違いが見えてくる気がします。
2008年06月18日
Insurgency War12
つづき
Executive Outcomes(エグゼクティブアウトカムズ 以後EO)は世界初のPMC(民間軍事会社)として活動を始めます。PMCイコール傭兵の形態変化と考えられていますがEOの場合、「民間企業による軍事力の提供」という意味ではPMCの特徴を備えていますが、米CIA(中央情報局)がラオス、カンボジアで行った「秘密戦争」や、その主力「現地傭兵軍」の特徴をも備えていました。
曾て米CIAは外国政府の転覆や内乱の実行をも辞さない組織であり、それらの秘密工作にはCIA所属エージェント以外に、所属が秘匿された工作員も多数おり、兵士の徴募、組織化、運用を行っていました。「現地傭兵軍」の主力はCIA工作費で雇われた現地住民、指揮運用は工作員(軍事要員、準軍事要員)が行っていました。CIAが直接指揮、運用を行う「現地傭兵軍」はEOR(交戦規定)に縛られず、正規軍と比較して即応性に優れていた為に局地的な戦闘には有効であったと言われます。ベトナム戦と並行して行われたカンボジア、ラオスでの戦闘は米正規軍が直接関与せず表面的には「米の介入がない戦争」となっていましたが、その実、CIAが主導した戦争として明らかになっています。
EOの場合、武力、軍事力提供の際の主力は元32大隊等に所属した兵士が努め、指揮は元特殊部隊将校、下士官クラスが行ったとされています。EOはオファーから短時間で1500名ほどの「社員」を指定の地域に配属可能としていました。指揮、直接戦闘の各セクションとも、以前は南ア特殊作戦の主力として機能していたために指揮系統は確立されていたと思われます。また、負傷者の搬送にボーイング707旅客機を使用するなど、CIAが組織した「現地傭兵軍」よりも小回りが利き、兵站はより充実していたと考えられます。
この様にEOは昔の「傭兵」とは様々な面で異なり、また今までにない企業として注目されます。代表のE・バーロウは以前所属した文民協力局(CCB)時代に築いたコネをフルに活用し国際的大企業(デビアス、シェブロン、テキサコ)と契約を結び、紛争危機を抱えた国家の「依頼」を実行。インドネシア他、多数の政府をクライアントとしており訓練等の軍事アドバイス「サービス」の提供を行いました。
EOのクライアントの多くは国内に反体制武装勢力を抱え、対不正規戦のノウハウを必要する国家や、それら政情不安な地域に利権や生産拠点を持つ企業でした。(シエラレオネは正規軍自体が貧弱で、首都フリータウンが陥落寸前であった事から「直接武力行使」となった珍しいケースであり、以後登場するPMCでもここまで大規模な戦闘を行った企業は存在しません)
EOは民間企業でありながら、近代兵器を備え、不正規戦ノウハウを提供する事は前代未聞でありアンゴラ、シエラレオネでの実績から非常に注目を集めましたが南ア政府による「非合法企業認定」により、その活動は呆気なく終了します。
つづく
2008年06月18日
BHI Tactical Pants入荷
ハイ!あふりかです。
予告致しましたブラックホーク タクティカルパンツ、
入荷しました。34W-30LがBHIで在庫が無くて今回未着です。BO掛けてます。
「BHIのパンツってドーなんですか?」って言う質問を業界関係者さんからも貰います。チューチョ無く「オススメ!」と申し上げてます。もー少しカラーバリエーションが増えると嬉しいんですけどね。
PMCスタイルの場合はカムフラージュ物が少ないので「身を隠す」のには不利かもしれませんが、機能性の高いウエアや装備を身に付ける事で「使用者の潜在能力」を十二分に引き出す事を可能とします。パンツ1本にも「コダワリ」が詰め込まれていますんで是非お試しください。
<追記>
昨日「新入荷予定」としていましたBHI「Tactical Mag Pouch」入荷しました。
商品名 BHI CFタクティカルマグポーチとしました。
アーンド
夜戦に最適、アクセサリーとしてもカッチョイイー、
BHI ケミカルライトスティック
も入荷です。今回は「White」のみです。
お値段¥300です。