2008年01月16日
ブーツ1
「兵隊さんは足が命」と昔から申しまして、
歩く事が基本中の基本。「歩兵」なんて
呼ばれるくらいですからそうでしょうね。
ローマを苦しめた第二次ポエニ戦争の
ハンニバルの軍なんかスペインからイタリアまで
アルプスを越えて踏破しましたし、関ヶ原の
西軍島津勢なんか岐阜から九州まで(全行程じゃないけど)
逃げてったなんて、現代人からは想像し難いトコあります。
機械化のされた現代の兵隊さんも基本は歩く事。
それだけに履き物=ブーツって重要なんでしょうね。
ひと昔前のミリタリーブーツって頑丈でゴツい事が特徴でしたが
エライ重いのが難点。
ここ最近のブーツは軽量、通気性の良さ、良好なクッション、
排水性への配慮に変わって来たようです。
<コンバース 8inch PURSUIT>¥23,800
米軍、中でも若い兵士に人気のコンバース製デザートブーツ。
「コンバース」ってのがウケてる理由。知名度抜群ですからね。
8インチながら大変軽量。独特のソールパターンは砂地や都市部でも
対応するんでイラクじゃ使えます。
<オークリー SI アサルトブーツ 8inch>¥29,950
米陸軍 飯柴中尉も使用しているオークリー製デザートブーツ。
6インチは素晴らしい履きやすさなんですが、軍の使用基準が8インチの為に
兵士は購入しても規定違反で履けません。そんで作られたのが8インチ。
6インチ同様に軽量で柔軟性に富んだミリタリーブーツ。
<5.11 A.T.A.C.8 コヨーテ>¥26,190
履き易くて脱ぎ易い、便利なサイドジッパーブーツ。
5.11は早い段階でサイドジッパーブーツを開発、販売していて
軽量でありながら頑丈で人気があります。
中でもA.T.A.Cシリーズはパラベラムでもベストセラーのブーツ。
当初はブラックカラーのみでしたがイラク情勢の影響で
コヨーテブラウンが製造されました。しかしながら
「ブラウン」系、サイドジッパーは軍の規定外。
先週の新商品「XPARコヨーテ」は兵士の需要を
見込んだ規定カラーとなってます。
8インチサイズのデザートブーツは
「軍の使用規定に合うもの」とそうでないものに分かれてきました。
それだけ「軍」ってマーケットは大きいんですね。
次の機会には6インチなどのショートブーツを。
これが最近富に増えてきてます。
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