2007年10月24日
PPMプレキャリ
パラベラムの特集「5社プレキャリ比較」でも取り上げたパトリオットパフォーマンスマテリアルの
プレートキャリアは今まで見たプレキャリの中でもナカナカ凝った作りで、撮影や原稿を書いてる
時にも新しい発見があって非常に勉強になりました。
サバゲで使う装備としては必要が無いのですが実際に戦場で使う場合の使用方法ってのは状況の
過酷さが伺えます。防弾プレートの性能ってのは日進月歩で向上しているとの事ですが
「矛盾」の例えにもあるように弾薬も新しいのがドンドン出てきますから競争は延々と続きます。
プラズマライフルの登場で終止符でしょうか。
防弾ハードプレートもSVDやPKMの銃口に接した状態で7.62mm×54Rをストップする
性能があるものもありますが着弾の衝撃やプレート破損に伴う破片が使用者を脅かします。
PPMのプレキャリはプレート用のポケットが別に設けられていますが残りにスペースに
何を入れかってぇとコレです。
画像はMiritaly Moronsから拝借。DBTのプレキャリレビューに出てくる青いのが
プレキャリインサート用のソフトアーマー。
人体への衝撃を和らげ、万が一プレートが破損した場合も使用者に破片が突き刺さる事を防ぎます。
開口部中央に見えるのがプレート用ポケットですが、その外側にソフトアーマーを収納します。
DBTの写真を見て貰うとハードプレートとソフトアーマーを一緒に入れてますがPPMは別収納と
なります。利点はナンジャロ?PPMは別収納なので入れるのは容易だと思います。
プレートシェル表面のたわみなども出来ずらい。この辺でしょうか、利点は。
「見た目かよ」と思われるかも知れませんがシェル表面にたわみやシワが出来るのはポーチなどの
アイテム装着に支障を来します。
現場からは結構細かい要求が上がってくるので装備メーカーは色々大変だと思います。
その中でもニーズに合った製品を開発出来るのが「良いメーカー」って事になるんではないでしょうか。