2008年01月09日
軽装備
あふりかが敬愛して止まない米サイト「Military Morons」
＜morons＞は「愚鈍」などと訳されますが
あふりかとしては「熱中バ×」と解します。
「Military Morons」の熱中ブリは神々しくさえあり、
随分勉強させてもらってます。
mm氏は軍人でもプライベートコントラクターでも無く、
我ら同様「ミリオタ」なのですが、そこはタクティカルギアの本場
アメリカ在住だけあり思う存分にやってらっしゃいます。
GUNNER VOL.1のR・シルバース氏やmm氏のような人は
日本のミリオタにとっては夢のような存在です。
mm氏のギアコレクションは多岐に亘り、様々な組み合わせを
試しているので大変参考になります。
実際のPMCオペレーターは「防弾」に注意を払わなくてはならず、
比例して装備は大きく嵩張りがちですが、趣味で射撃を行う
mm氏はその必要が無く、軽装備を身に付けている画像が印象的です。
（と言ってもクレイプレシジョン社のアーマーシャーシ持っていたり
しますが・・・。）
サバゲーマーとしてはmm氏の軽装備は大変興味深い。
短い時間で決着がつくサバゲーでは雰囲気を楽しむのは別として
やはり軽装備の方が動きやすい利点があります。
mm氏の軽装備1例
HSGI キラーキャップ
SORD ハードフェースジャケット
SORD ミリタリーフリーフォールリグ
BHI M4ダブルマグポーチ
SOTECH ユティリティポーチ
CRYE PRECISION BLASTベルト
EMDOM リーコンウエストバッグ
注目は基本プラットフォームである
SORD ミリタリーフリーフォールリグ（MFF）
ちょっと聞き慣れないSORDですがオーストラリアに
所在するギアメーカー。結構魅力的な製品をリリースしてますが
規模が小さい為か品切れが多いのが残念な先。
MFFはパスファインダーやパラメディック等、
空挺降下員向けの小型チェストリグ。
mm氏はBHIのマグポーチにFALのマガジンを入れてます。
MMFは縦３コマ、横8コマ（上部一列のみ6コマ）のMOLLEウェッブが
配置されています。これだけ小型になるとプライマリーウエポン用マグの
携行数は最低限度となりますが、軽装故の軽快さを得る事が出来ます。
mm氏のスタイリングにヤラれてハードフェースjkt注文の時に
確認しましたがカラー欠品や数量が揃わず断念。
ただ、この手の小型チェストリグはズーッと探していました。
昨年5.11がVTACと提携、VTAC製ナイロンギアの販売を開始。
その中に非常に興味深いリグを発見。
＜5.11 VTACチェストリグ＞
一応サンプル入荷して確認。
SORDが縦３コマに対してVTACは4コマ。
サイズに大きな差は無いものの、
ポーチ取り付けに関しては１コマ増加でも
かなり変わります。マグポーチなんか上部は当然として
下もしっかりMOLLEウェッブにベルトが通っている方が
安定するし抜きやすい。
VTACは総メッシュ製となり通気性は
SORDより遙かに良い感じです。
心配なのは強度。ポーチ取り付け時は注意が必要かも。
ショルダー、ウエストストラップは非常に簡略化されている。
小型で弾薬携行数が少ないので肩への荷重を考えると
それほど贅沢な造りは必要ないでしょう。
カラーはコヨーテブラウンに良く似た「ダークアース」と言う
オリジナルカラー。「茶色」です。
他メーカーカラーとの組み合わせはチョット難ありだけど
タン系で組めば見た目は悪くないです。
5.11はナイロン装備お初なんですが
VTACとの提携製品なので「やっちゃった～」みたいな
ものは無いです。今後の展開も期待できます。
