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Posted by ミリタリーブログ  at 

2008年03月22日

あぶとまっ党1



ハイ!あふりかです。
皆さんはどんな銃が好きですか?

M4?なるほどね。やっぱ一番人気はM4/M16系統かな。

あふりかはAKが大好きです。
あふりかも中学一年生の時に初めて買ったモデルガンは
マルシン製M16AIのモデルガンだったんですが、
確か中学二年生の春頃にある本と出会います。
「戦場は僕らのおもちゃ箱」 東郷 隆 著
(恐らく絶版)

あふりかが小学6年生の時かな?当時のソ連がアフガニスタンに侵攻して西側諸国がモスクワオリンピックをボイコットしたのは。あふりかは後から知るんだけど、当時、日本の若いジャーナリストの中にはベトナム戦争時のカメラマン沢田教一氏や市瀬泰造氏に憧れて「アフガニスタン潜入」を計画したり、実際に取材で潜入した方がいました。

著者の東郷氏は今でこそ時代小説家として有名なんだけどソ連のアフガン侵攻時はコンバットマガジンの編集をしていました。容姿が大友克宏「気分はもう戦争」に登場する「メガネ」に似てたからかどうかは判りませんがアフガニスタン紛争に興味を抱きます。そしてある情報を得ます。エキセントリックな雑誌として有名だった「ソルジャー オブ フォーチュン」誌に「新型AKを発見、アフガンから持ち出した者に懸賞金」の記事が掲載されます。いまでこそ5.45mm×39弾を使用するAK74はよく知られていますが、当時は鉄のカーテンに閉ざされ「謎の新兵器」であり、西側情報機関はその捕獲を目指していました。その為にこの手のネタは「あり得る!」って事でヤマッ気のある人間を燃え上がらせます。

実は東郷氏もこの一人。「本物見ずに何が語れよう」との大義名分の元に勇躍パキスタンへ飛び立ちます。パキスタンの首都ペシャワルにはアフガニスタンゲリラの事務所が乱立し東郷氏は丹念にそれらを周り情報を収集、そして小口径弾を使用するAKがゲリラの武器集積所にある事を突き止めます。

ゴロタ石とロバのふんを踏み分けながら酸素の薄い高地にある集積所を目指します。やっと到着し義手の聖戦士が持ってきたのはなんとRPK。AKの分隊支援バージョンとしてしられる銃です。「なーんだ!そんなうまい話はねーか。」と酸欠でもうろうとしながらそれを見ていると義手の聖戦士がベークライト製のマガジンを「ガチャリ」と外します。弾倉にはズングリとした7.62mm×39弾とは明らかに異なる鋭い弾頭を持つ小口径弾がギッシリと詰まっていました。この時東郷氏が発見したのは、まだ西側では存在すら確認されていなかったRPK74S(バットストックがサイドフォールディング出来る空挺バージョン)でした。あとはもうお祭り騒ぎとなって写真撮りまくり。(この時の写真は氏の著書だけでなくAKファンのバイブル、床井雅美氏監修「AK47&バリエーションズ」にも掲載されています)ゲリラの貴重な武器であり、買い取りの資金も無い東郷氏はジャーナリストの勲章「スクープ」を手にします。が掲載された雑誌は「コンバットマガジン」。当時はおこちゃま向け軍事雑誌って扱いでした。東郷氏はこの快挙をあまり賞賛される事もないままフリー、そして小説家に転身します。しかし、このRPKには後日談があります。

取材の結果RPKのシリアルナンバーが確認されていたんですが、その後この銃はナントアメリカの博物館で展示されている事が判明します。恐らく、推測の域を出ませんが、おこちゃま向け軍事雑誌コンバットマガジンを米諜報機関はちゃーんと読んでいてパキスタンまであのRPKを買い取りに行ったのでしょう。研究が終了し現物は博物館行きとなったと考えられます。すごいでしょ?CIAはちゃんとコンバットマガジンを読んでいたんですよ。

東郷氏はRPK74を発見後、女性に変装してアフガニスタンに潜入するも直後にバレてタイーホされます。この時、身体検査で出てきたのがロンドンで購入したポ○ノ写真。取調官の溜息、鼻息の荒さを見て「プ、プレゼント フォー ユー」。取調官は大笑いしながら東郷氏を釈放し無事帰還とあいなります。

「戦場は僕らのおもちゃ箱」はこの取材記なのですが巻末にAKのバリエーション並びに東側武器のイラスト(東郷氏によるもの)を掲載しており、氏による解説(「気休め程度の性能」やら「ボディービルダー向けの重量」などイカした説明)が載っていて非常に面白い本でした。

あふりかはコノ本が契機となり「あぶとまっ党」へと進んでいきます。




  


Posted by あふりかくん  at 15:00Comments(3)その他

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