2008年05月20日
5/27発売SATマガジン
世界の最新ミリタリー情報を美しい写真と詳細な説明で
お届けするストライクアンドタクティカルマガジン
5/27最新7月号発売です。
SATマガジン7月号は
・在日米軍岩国SRT by イチロー
・警察・最新ロボット
・陸自・中央即応集団
・米海軍兵器見本市
・BATES最新ブーツ
・ブラックホーク特集
・漫画「ナイトストーカーズ」完結編
と毎度ながら内容充実。
今号は大増232ページ!!
編集次長のテラロッサ氏とはエリア86でのゲーム以来仲良くしてもらってます。先日のヴィレッジ1でも会えるかと思ってましたがギリギリまで編集作業に追われていたみたいですねぇ。お疲れ様です。
あふりかは米軍オンチなんでSATマガジンのようにカナリ「突っ込んだ」内容のレポートって物凄く勉強になるし参考にさせてもらっています。
表紙を飾る米海兵隊SRTとは何ゾヤ?
Special Reaction Teamsの略称で基地内での警備を任務としているようですね。海軍、海兵隊基地のSP(MPの海軍版)MPと協力体制を敷いている即応ユニットとの事だそうです。画像は海兵隊員ですがSRTとは関連ないです。プラカードの文句が気に入りました。
全然関係無いけど、
あふりかが生まれた神奈川県横須賀市には米海軍ベースがあり、夜間の周辺パトロールをSPが行っていたのをよく目にしました。ゲート前横断歩道の目の前にあるタコス屋で寒い冬の晩、コーヒーを啜るSPとあふりか。デッカい体でPコートにセーラー帽のSPが身を丸くしてコーヒーを飲んでる姿を見て、何か励ましたくてジュークBOXでジミヘンの「ヴゥードゥーチャイルド」を入れたら、ニカっと笑いながら「Good!」とサムアップされたのを思い出しました。チョイト脱線しました。
敬愛する小林源文画伯の「キャットシットワン80」はフォークランド戦ですと?
極寒の地フォークランド(マルビナス)諸島で英国、アルゼンチン間で繰り広げられた紛争は、その後の英国装備改編に大きな影響をもたらし、各国装備開発のターニングポイントとなった戦いです。
「キャットシットワン」がベトナム戦争を舞台としていたのに対し80はその後の冷戦下での地域紛争、テロに焦点を当てており大変興味深い内容となっています。登場キャラクターがウサギなどの動物の姿を借りていますが内容は非常に硬派で源文節炸裂してます。
読みドコロ満載SATマガジンはパラベラムでも販売中。バックナンバーもヨロピクです!
2008年05月20日
PMCスタイル-5.11パンツ編-
ハイ!あふりかです。
「陽気が良くなってきましたねぇ~」
なんて昨日書いてたのに、何すか?今日のドシャ降り・・・。
各地で交通機関が麻痺しているようです。
皆様お気を付けくださいね。
さて、本日はPMCスタイル-パンツ編-と題しまして「パンツ」に関して見ていきましょう。
一見普通に見えて、アウトドアレジャーなんかに役立つテイスが盛り込まれているウエアってのは、それ程珍しいモンじゃなかったんです。「5.11タクティカル」はアウトドアアパレルメーカーである「ロイヤルロビンス」から出発してますし、「ウーリッチ」は長い歴史を誇るメーカーです。
【「ウーリッチ」って表記には賛否両論ありますが、英国に「ウーリッチ地方」ってのがありまして命名の由来と あふりかは考えています。「ウールリッチ」は昔、国内販売が始まった際の「日本語表記」として定着したんじゃないでしょうか?発音の問題なんですがアメリカの業者には両方通じますw】
そんなアウトドアアパレルメーカーであった「ロイヤルロビンス」の製品を捜査官が愛用し始めた事から、より機能を特化した「5.11タクティカル」が誕生しました。マーケットを考えると当時としては冒険だった気もしますが、「隙間産業」だったようで大いに当たり、5.11は「タクティカルアパレルの代名詞」となりました。これにウーリッチを始めとする他メーカーが追随しているってのが現状だと思います。
5.11をタクティカルアパレルメーカーのトップに押し上げた製品、それが5.11 タクティカルパンツであると言っても過言ではないでしょう。8.5ozコットンを使用した4シーズン対応のパンツで7つのポケット、ユニバーサルベルト、インナーニパッド対応など様々なシーンに対応するギミックが盛り込まれています。TOP画のPMCオペレーターの姿からも判るように圧倒的なシェアを誇ります。
バリエーションとしてナイロン素材を採用した5.11 タクティカルナイロンパンツがあり、夏場や、気温湿度の高い地域での着用感を向上させています。
また新たに発売された5.11 タックライトプロ パンツは素材をコットン、ナイロンの混紡とし乾燥、肌触りの効果を落とさずに、リップストップ加工を採用。裁断も股部に別カッティングを取り入れ、より動きやすい構造としています。
このようなバリエーション展開を見てもタクティカルパンツが5.11の基幹商品で有ることが伺えます。
実際の使用感についてですが あふりかは以前サバイバルゲームでは南ア製の迷彩服を着用していました。南ア製BDUの中でも警察軍SAP迷彩服は陸軍ヌートリアと比較して縫製や素材に優れており、同年代の米BDUより格段に使用感の良いものでした。しかしそれはあくまで「軍用衣服」としてのもので5.11タクティカルパンツの足下にも及ばないと思います。(まぁ比較の対象として釣り合っていないですけどね)
今や5.11などのタクティカルアパレルはPMCオペレーターの間でも「ステータス」となっており、ペルトン著「現代の傭兵たち」には「カード限度額まで買いまくる」なんて記述も出てきます。マーケットの拡大は新規参入の好機となります。現在多くのメーカーからタクティカルパンツがリリースされています。
次回はそれら「新興勢力」の製品について考えてみましょう。