スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2008年05月31日

Insurgency War9


 現在の南アフリカ警察 リアクションフォース


前回、中東の英SASに関する記載で大ポカがありましたので現在勉強し直してます。

そこで本日は番外へ逃げますw

現在の南ア警察について。
白人国家としての歴史を終えて南アフリカは生まれ変わります。他のアフリカ諸国で見られた政府による白人国民への報復弾圧も無く、全人種が新しい歴史を築く為に共に生活しています。

ただし、大都市への人口流入や貧富の差により犯罪が多発し治安状態は悪化しました。知人の女の子はヨハネスブルグへ一人旅をした際、1ブロック、大きな企業の入ったビルの入り口毎に武装したガードマンや警官の姿があり驚いたそうです。

治安維持には警察の力が必要であり新政府樹立後に存続が危ぶまれたSAP特殊部隊タスクフォースは規模を縮小したものの、南ア全土を対象とした人質事件、テロなどの重大事件に対応しています。また、各警察では米SWATに相当するリアクションフォースが組織され頻発する凶悪事件に対応しています。

ハイジャックやバスジャック、立て籠もりなどの重大事件に対応するタスクフォース。SAP 2ndパターン迷彩は前政府時代から変わっていませんが警察マークは新政府のものに変更されています。南ア警察もMP5を導入しています。

前政権時はゲリラ討伐をも行った部隊ですので能力は非常に高いと評価されています。現在は都市部での事件に備えた訓練が多いようですが南アは長大な陸上国境線を持ちますので野戦に備えた訓練も引き続き行われています。



使用しているのはイスラエル製グリロン(ガリルのカービンモデル)の南アバージョンR5。体格の大きい南ア人に合わせてフォールディングストックは延長されパイプにはプラッティックコーテイングが施されています。マガジンは5.56mm×45弾が35発収納可能。(ガリルはストナーライフルのマガジンを開発時のモデルとしています)イスラエル製が金属製に対して南ア製は強化プラスティック製です。

TOP画のリアクションフォースは地域警察に所属する警察特殊部隊。米警察のSWATに相当します。画像ではUZIを使用しています。南アがイスラエル武器を使用しているのはアパルトヘイト時代、国際的に孤立していたイスラエルと協力体制を取った為です。イスラエル自身は認めていませんが南アは核不拡散条約加盟前に核兵器を開発、保有しており条約締結前に放棄していた事(核保有国であった事)を認めています。核開発にはイスラエルの協力があったと考えて良いと思います。


通常ビート(パトロール)の警察官。出動服姿です。南ア警察は薄いブルーを制服に採用しており、出動服以外も基本的にはこのブルーのウエアを着用しています。驚かされるのがパトロールリーダーが必ずR5(警察バージョンのセミオンリー)を携帯している事。以前、フランスのTV製作会社による「南ア警察密着24時」みたいな番組を帯でみましたが必ずR5を携えています。治安状態が良くない証拠でしょうか。

野生動物が多く生息する南アは密猟も大きな問題となっています。密猟対策もSAPの重要な任務となります。密猟グループの探索はヘリも使用されますが、昔のゲリラ追跡技術が生かされており現在も「トラッカー」が居るそうです。


対不正規戦で培われた技術は現在治安維持の為に役立っています。

  


Posted by あふりかくん  at 13:47Comments(0)その他

2008年05月31日

SAT DVD!




ハイ!あふりかです。

もうイイのかな?公開しちゃって。
アームズマガジン、GUNと「動画」へのアプローチが続いて
いましたがSATマガジンも遂にDVDをリリースします。
GUNNERの影響デカいなぁ~。
(ヤッタね、編集長、ヤマダビンさん!)

企画の辺りからお話は聞いていて非常に楽しみにしていました。パラベラムもチョット撮影用で製品協力してます。

「今更聞けない基本中の基本」をリアルシューターである石井氏&ゆい嬢から教えを乞えるっーのは嬉しいなぁ。

あふりか、ハンドガンは明後日(あさって)の方に飛んでくんで悩んでたんですよね。そんなんでクールスタイルでCOS大佐に「あふりかさんも撃って撃って!」と促されるも「なんだよぉ~あふりかヘタッピィーじゃん!」ってなるのにビビッてしまってました。

手が小さいからだと思ってましたが、ゆい嬢は あふりかよりチッチャな手でバシバシ当てる訳ですから言い訳にならないんだよね。ゲームでもセカンダリーを抜く局面があるんだけど、苦手意識から精神的に相手の下に立ってしまい良い結果が出てません。

そんなこんなで「基本」からのスタートであるSAT DVDには期待大です!


  


Posted by あふりかくん  at 00:00Comments(0)メディア

2008年05月30日

Insurgency War8




つづき

今回はややサイドストーリーとなります。

  
冷戦時代は、「二大国」の一方であるソ連の経済的破綻が終結の引き金となります。その発端の一つはソ連による「アフガニスタン侵攻」であったと言っても差し支えはないでしょう。ソ連は東欧諸国での反体制的な動きに「戦車」を以て力で押さえ込む方法を用いて成功してきました。近代兵器を持たないアフガニスタンにおいてもソ連は従来の方法で臨みますが、Insurgency Warにおいて戦車は大きな意味を持っていません。お詳しい方も多いですし様々な文献がありますので敢えてここでの言及は避けますがソ連の古い戦術はアフガニスタンで瓦解します。

対不正規戦(Counter Insurgency War)戦術の開祖、英SASは熱帯地域に比べて乾燥地域での不正規戦では苦戦を強いられる事が多々ありました。SASのお家芸である少人数による長距離偵察や「ハーツ&マインズ」の効果を妨げる要因がそこにはあったと考えます。

砂漠、乾燥地域は熱帯ジャングルと異なり身を隠すものが少ない地域であり、例え少人数であってもパトロールが発見される可能性は高くなります。発見される可能性が高い作戦自体は実行が不可能となり情報収集や監視によって得られる敵の動向は少なくなり本隊作戦実行の障害となります。

湾岸戦争時の英軍司令官デラビリエール大将は、過去SAS指揮官として北アフリカ方面で活動していたためにアラビア語に精通していました。アラブ諸国関係者と会話をするデラビリエールの姿は、各国軍高官にSAS隊員の能力の高さと「ハーツ&マインズ」を重視する隊員育成方針を印象づけたと言われています。この様に高い能力を発揮するSASでも克服が困難な壁が「宗教」であったと思われます。

1978年イラン・イスラム革命は「イスラム原理主義」拡大のきっかけとなりイスラム教圏反体制運動の精神的支柱としての位置を占めるようになります。「ハーツ&マインズ」は作戦地域住民への医療行為、教育、物資援助によって人心掌握を行い情報収集、作戦協力、拠点構築に役立てる戦術でしたが宗教、特に「イスラム原理主義」はCounter Insurgency Warにおいて大きな障壁となっていきます。


イエメン人民民主共和国(現在はイエメン人民共和国)首都アデンで英SASは身を隠せない岩山とイスラム教に苦戦します。SASは湾岸戦争においてWW2 LLDGを髣髴とさせる車両部隊を投入するなど、砂漠地帯での活動には定評がありますが乾燥地域、アデンのような岩山の多い場所では有効な戦術が確立されていないと思われます。これは英SASに限った事ではなくアフガニスタンの旧ソ連軍、現在の米軍も同様で特殊部隊が活動する地域としては「鬼門」なのかも知れません。


つづく

  


Posted by あふりかくん  at 20:00Comments(1)その他

2008年05月30日

Sales TOP10


  PMCが使用する南ア製対地雷装輪装甲車


ハイ!あふりかです。

ここ数日は雨やドンヨリしたお天気が続いてますね。
外出に着ていくウエアも迷ってしまう事が増えました。


本日は5月の人気アイテム紹介。
アームズマガジン掲載よりも新しいデータです!w

1:BHI CQCスポーターホルスター

2:BHI CQCホルスターMOLLEプラットフォーム

3:BHI ウォーリアウエア タクティカルパンツ

4:BHI コントラクターキャップ

5:BHI CQCホルスター GLOCK20/21

6:5.11 トレーナーベルト

7:BHI CFマグケース

8:PPM M4マグポーチ

9:VOLK タクティカルパンツ Ver2.0

10:CQCタクティカルホルスタープラットホーム


相変わらずBHI のCQCホルスターシリーズと関連アクセサリーが人気です。
スポーターが好評ですが、単独機種としてはCFの20/21用が未だ勢いが衰えません。

ウエアではBHI ウォーリアウエア タクティカルパンツが5.11を抑えています。初タクティカルパンツとは思えない出来です。PMCより早く日本のゲーマーに使用が広まってます。

ナイロンギアは種類の多さと好みで単独製品がズ抜けて売れる事は珍しいのですがPPM M4マグポーチが気を吐いています。フラップを閉じないのであればAKのマガジンも2本入りますんで汎用性の面からも好評なようです。


お天気の悪い日が続きますし、ジメジメ感も増してきてます。
皆様体調にはくれぐれもご留意下さい。







  


Posted by あふりかくん  at 14:33Comments(0)その他

2008年05月29日

Insurgency War7




つづき

アフリカにおける対不正規戦(Counter Insurgency War)部隊の到達点とも言える南西アフリカ警察対不正規戦部隊KOEVOETでしたがその戦いは南アの白人支配の終焉と共に幕を閉じます。

ソ連崩壊による冷戦の終結は世界各地で繰り広げられた米ソ代理戦争の趨勢に大きく影響を及ぼします。アンゴラを支援していたキューバら東側諸国は部隊を撤退、南アを後押ししていたアメリカは国際世論の強い批判を浴びていた南アの人種差別政策に対し圧力を加えます。

南アは長期間抑留していた反政府勢力ANC(アフリカ民族会議)議長N・マンデラ氏を釈放、アパルトヘイト関連法を撤廃し国際的批判をかわそうとしますが大きなうねりを押さえることが出来ず、1994年4月、全人種参加選挙(白人人口が圧倒的に少ない為に挙行されれば白人支配終結は目に見えていた)を実施。ANCは第一党となり16世紀オランダ系移民から始まった「アフリカの白人国家」南アの歴史は幕を下ろします。

これにより南アのアンゴラ侵攻は停止。属国扱いであった南西アフリカも1994年完全独立を果たし正式に名実共に「ナミビア」となります。


新生南アフリカ共和国は「真実和解委員会」においてアパルトヘイト時代の悪行を告白する事で恩赦を行い、旧支配者たる白人(協力したネイティブも含む)の「贖罪」を以ての共生の道を模索します。しかし恩赦の可能性が低い軍、警察の特殊任務に従事した者は国を離れます。(真実和解委員会で明かされなかった「事実」が闇に埋もれます。)

ソウェト(黒人居住区)などでの暴動を強硬な方法で鎮圧したSAP(南ア警察)は国民からの反感が強く、全人種参加選挙時の混乱(白人右翼団体による妨害など)収拾にはSADF(南ア国防軍)があたりました。その為、現在でもSADFは国民からの信頼が厚いと言われています。


こうしてマラヤ、ボルネオで英SASが考えだし、旧ローデシアによってアフリカならではの特色が取り入れられ、南アの戦いにより「ある種の完成型」を見る事となった対不正規戦(Counter Insurgency War)戦術は南アの地で終わりを迎えたかのように思われました。しかし米ソ冷戦後、世界は新たな秩序と混乱の時期に入り、「系譜」が途絶える事はありませんでした。



つづく

☆あふりかは南アやローデシアが行ったアパルトヘイト政策には断固反対です。アパルトヘイト政策を非難した国が真の「人種平等国家」であるかは大いに疑問であるところですが・・・。☆
  


Posted by あふりかくん  at 18:35Comments(0)その他

2008年05月28日

入荷速報


右:特殊な方、オークリー製グローブ使用中。


ハイ!あふりかです。

また入荷です。


品切れしていましたオークリー ファクトリーグローブ、再入荷しました。本日到着はタンS、Lサイズ。後日M到着予定です。


こっちも品切れしていましたオークリー SI アサルトブーツ 6inchタン:サイズ8、9入荷してます。



Operator SOG-HK Hard Knuckle Glove HA001 少数入荷しています。タン頼んだのに間違って1個だけブラックが入ってました。




  


Posted by あふりかくん  at 14:04Comments(2)入荷速報

2008年05月28日

Insurgency War6


  南西アフリカ警察軍不正規戦部隊「KOEVOET」


つづき

私たちは通常「おまわりさん」と言えば制服を着て交番にいる姿を思い浮かべるでしょう。
困った事があると頼りになる存在なのですが、国が違うと「おまわりさん」も大分変わります。

例えば国内に反政府勢力が存在し、治安騒擾甚だしいトコには軍隊並に武装した警察組織が睨みを効かします。現在でも中南米等で良く見られる第二の武装組織です。

南アによるアンゴラ侵攻の前線基地であった南西アフリカ(現ナミビア)は南アによる事実上の統治に反対する勢力を国内に抱えていました。それがSWAPO(南西アフリカ人民機構)であり、その武力実行部隊PLAN(ナミビア人民解放軍)でした。


SADF(南ア国防軍)とSWATF(南西アフリカ駐留軍)は対アンゴラ戦に投入され、南西アフリカ国内とアンゴラ国境周辺における反政府勢力の押さえ込みにはSWAPOL(南西アフリカ警察)が当たります。中でもSWAPOL-TIN(南西アフリカ警察対不正規戦部隊)現地語で通称KOEVOET(クーフォート 金テコの意味)と呼ばれる部隊は「アフリカ型特殊部隊の雛形」と呼ばれた旧ローデシアのセルーススカウツの「発展強化型」と呼べる存在でした。

KOEVOET創設にはSAP(南ア警察)特殊部隊SAPTF(南ア警察タスクフォース)が深く関与しています。白人隊員の多くは南ア警察からの移籍組であり、英SAS→ローデシアSAS→セルーススカウツの系譜に当たります。南ア警察軍の主導で組織された為か、南アが実行支配する国であったからかは判りませんが、KOEVOETは非常に好戦的な部隊として悪名を轟かせます。

部隊の指揮上層は白人が占めましたが一般隊員は現地住民が多く、特に作戦区域出身の部族毎に部隊を編成したと言われています。隊員の大半が地理や現地事情を深く理解している事はゲリラ追跡において大きな利点となりました。

 
KOEVOETが主に用いた戦術は、ローデシア戦争後期にセルーススカウツが用いた「クラン」と呼ばれる車両部隊によるゲリラ追跡、打撃でした。使用された車両は南ア製対地雷装輪装甲車「キャスパー(カスピール)」と「ウルフターボ」とよばれる改良型でした。偵察などで得られた情報に基づき快速を生かして敵に接近し突入、攻撃します。KOEVOETが使用した装甲車には様々なタイプの機関銃、機関砲が搭載されており、中には隊員がコネを利用し獲得した「バンパイア」攻撃機の機載20mm機関砲を積むものや「トリプルミックス」と名付けられた20mm、14.5mm機関砲、7.62mm機関銃を同一銃架に固定した重武装タイプもありました。



逃走を図るゲリラに対しては隊員が下車し足跡や痕跡を頼りに追跡を行います。旧ローデシア軍にも存在した「トラッカー」同様にハンター(現地住民の場合は生活の一部)としての経験が大いに役立ちます。



彼らはSWAPOLがブルー地の迷彩服を使用していたのに対して、SAP 2ndパターンを
元にしたと思われる独自の迷彩服を着用していました。またSAPより移籍した白人隊員は
以前所属したSAPの2ndパターン迷彩服をそのまま着用する事も多かったようです。


外征組織である軍(国防省管轄)に対して国内治安を担当する警察(内務、自治省管轄)に強力な武装組織が存在する事は珍しい事ではありません。現在でもロシアでは「内向きの軍隊」である巨大な内務省部隊が存在しています。但し、戦闘の主力として常に投入された部隊としてKOEVOETは他に類を見ない部隊であったのは事実です。



 
オマケ:南ア特殊部隊が東独軍事顧問団に偽装する際などに着用した旧東独RD迷彩の「ブッシュハット」と「リザードキャップ」。デザインはポルトガル、英国の流れを汲んでおり南ア国内で製造されたもの。  


Posted by あふりかくん  at 01:00Comments(0)その他

2008年05月27日

5.11入荷速報


 オール5.11ってのもアリかな。


ハイ!あふりかです。

5.11製品入荷しました。
ドゥーゾ!


5.11 プロフェッショナルポロ 6,780円
これからの季節に最高に着心地の良い5.11ベストセラー、プロフェッショナルポロ。エリの丸まりが気にならず、洗濯による伸び縮みが起きません。オーバーサイズなのでワンサイズ小さめがオススメ。人気のブラック、シルバータン、LEグリーンのS、Mサイズ再入荷             しました。


 
5.11 タクティカルパンツ 9,010円
これなくしてPMCスタイルは語れない。ご存知タクティカルパンツ。最小サイズ28W入荷してます。意外と人気の「ツンドラ」も再入荷しました。


5.11とブレードテックのコラボ製品5.11 BLADE-TECH レボリューションホルスター 6,500円ソフトな素材で銃にキズが付きにくいんですが、耐熱素材製で高温下でもフニャフニャにならない最新型!1911、Glock20/21、Glock26、SIG226用入荷しました。マガジンポーチもヨロシコ!


新製品Covert Casual Shirt、只今チェック中!しばしお待ちを!



  


Posted by あふりかくん  at 13:41Comments(0)入荷速報

2008年05月26日

Insurgency War5


 32nd Bn Reconnaisance-wing隊員


つづき


南アフリカは、1975年ポルトガルから独立したアンゴラを巡り長期に渡る紛争の中にいました。

アンゴラは宗主国ポルトガル本国の左傾化により共産主義国家として独立。ソ連との関係が拡大します。アンゴラは有数のダイヤモンド産出国であり、ダイヤは宝石としての価値と共に工業製品製造には欠かせない「戦略物資」の一つでもあります。ソ連の影響拡大に対抗したアメリカは南アフリカを後押しし反政府勢力UNITAを援助します。ここに冷戦下、世界各地でみられた「米ソ代理戦争」の図式が完成します。

アンゴラ紛争において特異な位置を占めたのが南西アフリカ(現ナミビア)の存在です。
WW1以前、南西アフリカはドイツ領でしたがドイツ敗戦による空白に乗じ南アが実行支配します。しかしこれは国際的には承認されず南アの不当統治とされていました。
南アはアンゴラと国境を接する南西アフリカを前線基地としてアンゴラ攻略を試みます。

アンゴラ独立時に親ポルトガル勢力として戦った部隊を母体とする32大隊、南西アフリカ駐留南ア軍部隊(SWATF)は越境攻撃部隊として南西アフリカを拠点とします。

ローデシアSASの流れを汲む南アフリカ陸軍特殊部隊 通称レキースコマンド(昔はレックスコマンドと表記されていましたがアフリカーンスではレキースが近いとの事です)、32大隊偵察部隊は国境より長駆アンゴラ国内に侵入し情報収集、敵部隊監視を行い打撃部隊、航空部隊(南アは国際的非難を浴びながらも越境爆撃を繰り返していました)を誘導します。

偵察部隊は4~6名の少人数で、これは英SASがマラヤ、ボルネオで行ったパトロールを元としています。人数は旧ローデシアにおいてアルエットⅢヘリコプターへ搭乗可能であった乗員数に起因するとも言われています。

少人数による長距離偵察は交換将校として英SASへ赴いていたC・ベックウィズによりベトナム戦争時に米軍へ導入されLRRP(後にLRP)となりレンジャーへと拡大しますが、本家の系譜はあくまでも少人数部隊であった事が判ります。

これら偵察部隊は交戦を極力さけていましたがやむをえない状況では人数からは掛け離れた火力により敵を退け窮地を脱する戦法を採りました。32大隊偵察部隊の武装一例ではリーダー:AKM、M79 サブ:AKM ガナー1:RPK ガナー2:RPD RPDガナーは予備200発、他の隊員は各自ベルト弾倉を50~100発所持したほか、AK弾倉4~6本、40mmグレネード約20発を携行したとあります。ある記録では見通しの利かないジャングルにおいて32大隊偵察部隊は30分を超える激しい銃撃戦を展開したとあります。データでは密林地帯での銃撃戦は平均1~3分と言われており如何に偵察部隊が緊急時に火力を発揮したかが伺えます。

偵察部隊の多くは南ア国内で製造された各国迷彩服コピーを着用する事が多く身分露呈を回避したり、白人隊員はフェイスペイントにより黒人兵に偽装する等していました。(白人兵士が東独迷彩服を着用し東独軍事顧問団に偽装する事もあったそうです)面白いのが敢えてトレッドパターンの無いブーツを使用し、敵トラッカーの追跡を妨げるなどその戦術は徹底したものでした。

南アフリカによるアンゴラ侵攻は正確にはInsurgency Warとは異なるのですが背景や周囲の状況を見ると「Insurgency War拡大版」と言えるものでした。本来主力となるアンゴラ正規軍は質の面からは「ゲリラ」の域を出ていませんでしたが、それに代わって南アと直接衝突したのがキューバ派遣軍、ソ連、東独軍事顧問団でした。本来の意味でのInsurgency Warは南ア後方兵站を支える南西アフリカで繰り広げられます。事実上、南西アフリカにおけるInsurgency Warの南ア主力は「警察軍」でした。

つづく






  


Posted by あふりかくん  at 20:00Comments(0)その他

2008年05月26日

諸々次期入荷情報


 カッ、カッチョエー!


ハイ!あふりかです。

海外に頼んでる商品の諸々の動きが判ってきたんで報告っす!

出る出ると下×時の屁みたいだったBHI新素材キャンティーンはどうやら6月在庫が揃う模様。夏前にはチャンと来て欲しいものです。






5.11の新製品5.11 Covert Casual Shirtは今週末向こうを出発する模様。ウーリッチの同種製品エリートシリーズ ディスクリートキャリーショートスリーブシャツとの比較が楽しみです。何や知らんけどSサイズがありません。入荷M、Lサイズ ブラック、セージ、サンドの予定。人気のタクティカルパンツはカラー、サイズ幅広めに頼んでます。28W~38W。数はそれ程多くないので人気のツンドラ、ウォールナットはお早めに。


 
意外なほど好評頂いたPPM製止血帯、大量に頼みましたが「入ったら大量に下さい」の相談が多いです。その他DAVノンカッタウエイMサイズ入荷予定。Mサイズプレート収納可能。その他在庫切れ補充頼んでありますがPPMスタッフ、軍の訓練に駆り出されてて担当が捕まりません。発送日教えろぉー!


 
Militaary Moronsでも使用中のキャメルバッグ(製造はSouthwest Motorsports)のFast Fit、Vent グローブは6月頭入荷の予定。正直ズーっと欲しかった製品。これからのシーズンにはオススメ出来ます。


BHIから突如発表された新型グローブは頼んだけど6月末ごろからオーダー可能な模様。なんか最近は同じ形になっちゃいますなぁ、グローブ。





その他モロモロ現在進行形で入荷時期を追ってます。
新情報はミリブロで報告いたしま~す。





  


Posted by あふりかくん  at 13:39Comments(2)新商品

2008年05月25日

Insurgency war4


南アフリカ陸軍特殊部隊 Reconnaisance Regiment
通称レキース

つづき


友好国ローデシアの消滅、黒人国家樹立、赤化に南アフリカは危機感を強めます。

南アフリカはローデシア同様にアパルトヘイト(人種隔離)政策を実施しており国際的な批判を浴びていました。国連決議による武器禁輸措置など国際的孤立を深めていましたがローデシアと異なるのがその国力でした。南アはダイヤモンド産出国であり、レアメタルの埋蔵量に恵まれていた為にアフリカ国家としては希有な経済力を有していました。この経済力を背景に、武器禁輸へ対抗する為、国内兵器、武器メーカーを国営化。自国開発、生産能力の向上に努めます。また、世界には様々な理由で国際的に孤立した国が南ア以外にもあり、同じ国情同志結びつきを深めていきます。誰が呼んだか「嫌われ者同盟」と呼ばれる協力体制が南ア、台湾そしてイスラエルの間で深まっていきます。


ローデシアから亡命した特殊部隊隊員たちは南ア軍へ編入されていきます。また南アは密かに陸軍、警察軍要員をローデシアへ派遣しており、帰還した隊員達によりローデシア軍の戦術が南アにももたらされます。ローデシアで成功した戦術、経験豊かな隊員、アフリカの地勢を理解した自国メーカーによる兵器開発、これらが結びつき南ア軍のInsurgency warが実施されます。


ゲリラ相手に何故そこまでの準備が必要であったのか?
それはアフリカの戦い独特の状況があります。南アフリカの周辺国家はローデシア消滅により全てが敵対国となります。その敵対国は海に面した国が多く、ソ連、キューバ等からの海路による物資援助を受けていました。海路(船)による輸送は大型物資の運搬が可能です。

画像は南ア軍がゲリラより捕獲したソ連製T34/85戦車。WW2で使用された骨董品とは言え、戦車の自国生産がままならない南アにとっては脅威です。南アが対峙したゲリラはこれら大型兵器の援助を受けており我々がイメージする「ゲリラ戦」とは異なる様相を呈していました。

ローデシアで開発された双輪装甲車は南アフリカの工業力と結びつき様々なタイプが開発されます。南アはWW2においても自国で改造した双輪装甲車で英連邦軍として戦った経験も生かされます。

南アが開発した双輪装甲車を見てみましょう。

画像な南ア製エランド90「装甲車」。仏製パナールを参考に開発されたものです。90mm砲を搭載した旋回砲塔を持ち、T34/85などの旧式戦車であればノックアウトが可能でした。ただし装甲が薄いために85mm砲弾の直撃には耐えられませんが、双輪装甲車の特徴である「スピード」を武器に戦車と渡り合います。


兵士後方に見えるのはラテール60 旋回砲塔に60mm迫撃砲を搭載したタイプです。ラテールは生産性の向上と兵員輸送車としての性格を強めた双輪装甲車で砲塔に搭載する武装を変更する事で様々なタイプがあります。


左:20mm機関砲搭載タイプ 右:76mm砲搭載タイプ。
ラテールは同一車体で砲塔タイプの異なる車両による統一部隊の編成が可能でありメンテナンス性を高める事が可能。すべての車両に下車戦闘が可能な隊員が登場出来る為に部隊単位での戦闘能力を高める事が可能です。


南アは兵器の自国開発に成功し、ローデシアでは特殊部隊が担っていた打撃任務を一般部隊へ肩代わりさせる事を可能としました。そして特殊部隊は本来の任務へ注力する事が可能となった訳です。


つづく




  


Posted by あふりかくん  at 14:00Comments(4)その他

2008年05月24日

Insurgency war3


 南ア陸軍 騎馬追跡部隊

つづき


元RhSAS Reid-Daly中佐により創設された特殊部隊セルーススカウツは「アフリカ型特殊部隊の雛形」であると共に「ローデシア戦争中、最も戦果を上げた部隊」として記録されています。何故セルーススカウツはこのような戦果を上げる事が出来たのでしょうか?


反政府武装組織ZIPRA、ZANLAは隣国内にベースキャンプを築きローデシア国内へ侵攻を重ねます。ローデシア軍は空軍、特殊部隊トラッカー(ハンターの経験を持ち、足跡や残留物から敵を追跡する偵察部隊)、友好村落等から得た情報を情報部が統括します。その情報に基づいてゲリラ部隊の位置を特定、米軍が朝鮮戦争で行ったスレッジハンマー同様にゲリラの退路を空挺、ヘリボーン部隊により塞ぎ、双輪装甲車に分乗した部隊が一挙にゲリラ集合地へ突入します。このゲリラ追跡、直接打撃を自ら担当可能としたのがセルーススカウツでした。


草原、灌木地帯は攻撃をゲリラに察知されやすく、攻撃を察知したゲリラは少人数に分散し逃げてしまうので再捕捉したとしても効果的な戦果が得られない。その為にスピードが重要となります。ローデシア軍はドイツ製ウニモグトラックなどを改造した双輪装甲車を開発しますが工業力が低く、満足の得られる車両には至らなかったと聞きます。旧式輸送機、小型ヘリ、急造装甲車など不十分な装備の中でセルーススカウツが大戦果を上げる事が出来た事は、いかに用いた戦術がローデシアやアフリカの地勢や状況に合うものであったかの証左であると考えます。

セルーススカウツという傑出した部隊を作り出したロ-デシアですが、元々の国力は乏しく南アとの貿易や物資流通が生命線でした。反政府勢力はローデシアの通商、経済施設(幹線道路、橋梁、資源備蓄基地)の破壊活動を活発化させローデシアの継戦能力を奪い遂に屈服させる事に成功します。南部アフリカ開拓の英雄セシル・ローズの家、を意味するローデシアは消滅しジンバブエとなります。

黒人国家として生まれ変わったジンバブエからは多くの白人が南アフリカへ移住します。その中にはローデシア軍Insurgency warの中核を成したRhSAS、セルーススカウツの隊員が多く含まれていました。一応の完成型を見た「アフリカ型特殊部隊」は南アフリカでにおいて更に発展していきます。

つづく  


Posted by あふりかくん  at 14:00Comments(0)その他

2008年05月23日

Insurgency war2


旧南アフリカ陸軍 第32大隊兵士 黒人兵へ偽装するため「Black is Beautiful」クリームでフェイスペイントを施している。


続き

英軍はマラヤにおいてInsurgency war戦術を確立、続くボルネオでこれを更に発展させます。マラヤでの経験はボルネオで大いに役立ち、その後の英軍用兵思想に組み込まれます。ボルネオとほぼ同時期、ベトナムでは米軍が介入を拡大しつつありましたが、冷戦下、「核」を中心とした軍備拡大を軸としていた米軍はInsurgency warへの対応が遅れていました。設立間もないGBも手探りの状態であり試行錯誤が続きます。


マラヤ紛争初期に設立された英軍「マラヤスカウト」はその後SAS 21stRegへ拡大されます。その中には当時英連邦に属してしたローデシア将兵が含まれており本国帰還後RhSAS(ローデシアSAS)が設立されます。

英軍が戦ったマラヤ(マレーシア半島を指します)、ボルネオ(現カリマンタン)は熱帯ジャングルでしたがローデシアはサバナ気候特有の草原、灌木地帯、砂漠を持つ国土であり、高地に至っては日本の軽井沢を思わせる気温です。RhSASはInsurgency war戦術を国土にあったもの、ローデシアの国情にあったものへと発展させていきます。

独自の発展を遂げるローデシアSASの背景となったものに触れておきましょう。

ローデシアはアパルトヘイト政策を実施する白人支配国家でした。少数白人が大多数黒人を支配する体制はひずみを生み、黒人による自主独立の気運が芽生えます。ここへ結びついたのが共産主義であり、ソ連、中国、キューバ、東独、北朝鮮から武器が流れ込みます。武器=イデオロギーの時代、反政府組織の共産化が進み、時のローデシア政府は複数の反政府武装勢力と対峙する事となります。

ローデシア周辺国は宗主国ポルトガルの左傾化と経済的疲弊などにより次々と社会主義、共産主義国家として独立。ローデシア反政府勢力の「聖域」となりローデシアは正に四面楚歌の状況。唯一南部で国境を接する同じアパルトヘイト国家 南アフリカ共和国のみが軍事、経済面での頼みでした。

少数で多数と戦う場合に必要とされるのは「効率」と「速度」です。ローデシア軍は情報部と特殊部隊の連携によりゲリラ活動地域を事前に察知し部隊で急襲する戦術をとります。まだヘリコプターの大型化が進んでいなかった初期には米国製C-47「ダコタ」輸送機による低空からのスタティックライン降下でゲリラの退路を断ち、双輪装甲車に分乗した部隊が突入する戦術が用いられます。

アフリカで独自に発展した兵器である双輪装甲車は広大な荒れ地を高速で踏破する目的で開発されました。初期にはトラックが用いられましたが地雷による被害が多く貴重な人員に被害が及ぶ為に新たに考案されたのが対地雷車両。ドライブシャフトやステアリング装置を延長し車両前部から兵員乗車部までの距離を稼ぎ人員に被害が及ぶ事を防ぐ工夫がなされています。又、兵員乗車下部を船底型にし地雷の爆風を逃がす構造も採用されます。

ヘリコプターの性能が向上すると空挺降下からヘリボーンへと戦術が変化し、より攻撃の効果があがります。しかし小国ローデシアでは大量装備が困難で有るために南アフリカより多数のヘリコプターが貸与されます。南アフリカの援助が兵器、物資のみならず人員にも及びます。南アフリカ警察SAPからは相当数の隊員がローデシア戦争に派遣されています。ローデシアが直面していた状況は南アフリカが抱える将来への懸念であり、ローデシア戦争で有られた経験、情報はその後の南アフリカ軍において大いに活用されます。

当初ローデシア軍の特殊部隊はRhSASが唯一のものでしたが、より攻撃力が高く、規模の大きな部隊が求められます。その要求から新設されたのが「アフリカ型特殊部隊の雛形」とよばれる「セルーススカツ」です。白人兵士により構成されていたRhSASと異なりセルーススカウツは白人黒人の混成部隊であり、人員確保が容易となります。部隊創設にあたったのはRhSAS出身将校であり、用いられた戦術はマラヤ、ボルネオで編み出された本家SASのものをローデシア独自に発展させ、且つ攻撃力と規模を拡大したものとなります。


つづく  


Posted by あふりかくん  at 20:00Comments(0)その他

2008年05月23日

PMCスタイル-VOLK パンツ編-


左:DVD「GUNNER Vol.8」、DVD「CQBベーシックマニュアル」に登場した訓練機関LMS Defense トレーニングディレクター John Chapman氏 右:LMS Defense訓練参加者 
彼の被るキャップに注目。「VOLK Tactical Gear」ダス!


ハイ!あふりかです。

PMCスタイルに関してグダグダ言う4回目。
本日は、「大阪から世界に発信するタクティカルギアメーカー」、VOLK Tactical Gear製パンツについてクダをまいてみましょう。w

VOLK Tactical Gearはミリブロでもブログを公開中ですんで ご存知の方も多いと思います。「大阪から~」ってキャッチフレーズは、あふりかが勝手に言ってますがコレ、「本心」で言ってます。

VOLK Tactical Gear製品は、デザイン・製作を担当するOXGEN氏と、部材調達を担当するNAO氏2人の手により造り上げられています。お二方共に大のサバゲファンであり、エアガン、装備の造詣がヒジョーに深い。VOLK Tactical Gear製品に見られる「かゆいところに手が届く工夫」は、2人の経験、知識の集大成である事は間違い有りません。OXGEN氏考案のデザイン、ギミックには毎回唸らされますし、NAO氏の部材知識、選択には本当に勉強させられます。


現在販売中のタクティカルパンツはVer 2。先のVer 1は買いそびれてしまいましたんで比較が出来ません。よって今回はVer 2に関しての記述となる事を前もってお断りしておきます。



VOLK タクティカルパンツの大きな特徴の一つが「素材」です。5.11、ウーリッチ、BHIはタクティカルパンツの素材として「コットンツイル地」を採用しているのに対してVOLK タクティカルパンツ Ver2.0は「コットンダック地」を使用しています。あふりかはお洒落オンチですんで「コットンダック地」なるものが判りませんでした。

「ダック地」とは「帆布」とも呼ばれており、その名の通り、昔は帆船の帆に使用された生地です。風を捉えやすいしなやかさと強度が特徴です。現在のアパレル業界では「ツイル地」製品が大勢を占めていますが、「ダック地」は柔らかな肌触りでありながら強度のある素材として見直されており、レトロ調デザインの製品に採用されるなど「お洒落さん」には注目されている素材です。

タクティカルパンツは「動きやすく、耐久性に優れ、収納力がある」事が求められています。VOLK タクティカルパンツ Ver2.0もこの要求を満たすデザイン、ギミックを備えています。


タクティカルパンツのポケットの特徴は大きく割れた「Vカット」。前後ポケットの口を大きくする為にV字型にカットしています。各社、このV型には拘りがあり比較してみると微妙に角度が変えてあります。個人的な感想ですがVOLK タクティカルパンツ Ver2.0のVカットは幅が広く他社に比べて手が差し込みやすくなっています。顕著に感じるのが自動車乗車中に財布を取り出す時です。深いカットの為に座った状態でも後ろポケットに直ぐに手が差し込めます。


 
フラップ付きのポケットでは他社に見られないホリゾンタル(水平)ポケットを備えています。用途は様々ですがキーホルダーをジャラジャラと提げたく無い時はこのポケットは便利です。イスに座る際も邪魔に成らず音も防げます。5.11では左腿のみ配置されているセルフォンポケットは両腿にあります。ウーリッチ、BHIも両側配置としておりサイホルスター使用時に利き手に関わらずポケットの使用が可能です。セルフォンポケットの両側配置は今やタクティカルパンツのトレンド(死語)となっておりVOLK製もシッカりと押さえています。

他のパンツも所有している人は見比べて欲しいのがフラップに縫製されたフック&ループ。他社がフラップ側に♂、パンツ側に♀を縫製しているのに対してVOLK タクティカルパンツ Ver2.0は逆にしています。例えばノーメックスグローグ着用時にフラップを開放しようとするとフラップ側に♂が縫製されているとグローブに引っかかる事があります。素手の場合は「ザリっ」とした感触が残ります。VOLKはコレを逆にする事で違和感を避けています。感覚的なモノかも知れませんがフラップを開放する抵抗もVOLK製の方が強く感じ、ポケット収納物の紛失防止に一役買っていると感じます。


5.11、ウーリッチがインナーニーパッド対応としているのに対してVOLK タクティカルパンツ Ver2.0は外側にパッドスペースを設けています。好みの出るトコロですが、デザイン上のアクセントとなっていると共に膝部の補強も兼ねています。この方式はT・A・D GearのFORCE-10 ユティリティカーゴパンツも採用しています。OXGEN氏のマニア魂が見えるトコです。


さて、提灯掲げるつもりは無いのでちょっとゴーマンかまします。

タクティカルパンツとしては新機軸であるダック地は履き心地が大変良いものの、生地自体の目がツイルに比べて粗いものとなっています。ここで発生する問題は「縫製」。目の粗い生地を縫製している為に糸留めがツイル製品に比べて若干弱くなります。実際にあふりかが着用しているパンツは、右セルフォンポケットを車のドアに引っかけた際に縫い目がほつれましたし、着用、洗濯を繰り返したところ股の縫い目が一段ほどけてしまいました。縫製に太く強度と高い糸を使えば良いのかも知れませんが、そーすると肌との摩擦で違和感を感じてしまいます。幸い、ダック地は柔らかく簡単に針が通りますので、あふりかはチョイチョイと縫ってしまいました。(小学校時の家庭科はAでした)
ツイル地ではこうは行きません。生地自体が破れる事が無いのを考えると、ダック地使用は「アリ」ですし縫製の手直しも簡単です。履き心地の良さがこれら問題に優さると考えます。
(こーゆーのをツンデレって言うの?)


イマイチ「モッタイナイ感」があってゲームで着用していないんですがVOLKのOXGEN氏、NAO氏はバンバン履いてゲームに出ています。あふりかも次回ゲームでは上下VOLK製品でヤッてみようと思います。ちなみにTOP画で訓練参加者が被るVOLKキャップ、あちらで非常に好評。「スカルマーク」の本場でもVOLK製品のデザインは「Cool!」と評価されてます。
「大阪から世界に発信する」は現実のものとなろうとしています。
今後もVOLK Tactical Gearから目が離せません。
(綺麗にまとまった!w)





  


Posted by あふりかくん  at 12:57Comments(2)アパレル

2008年05月22日

Insurgency war


旧南アフリカ陸軍 第32大隊(アンゴラ内戦初期、宗主国ポルトガル側勢力として戦い、敗戦を機に南アへ亡命した部隊を母体としています)


ハイ!あふりかです。

日本のミリタリーファンの興味の対象って圧倒的に「アメリカ軍」の人気が高いですよね。
WW2ファンにはドイツ軍の人気が根強いですが現用となると米軍装備の方が非常に多いです。

ですんで私、かなりのマイノリティで御座います。パラベラムは「PMC」というミリタリーをカテゴライズした場合、非常に新しい分野に焦点を当てていますが、調べれば調べる程に「アフリカ」との関連を強く感じます。

キーワードは「Insurgency war」

Insurgencyは「暴動、反乱」を意味しますが、あふりかは「不正規戦」と意訳しています。
米軍系列の本では使われる事が少ないのですが、英軍に関連する洋書で盛んに使用されています。

冷戦下の低劣度紛争として真っ先に頭に浮かぶのは「ベトナム戦争」でしょう。TVが映し出した初の戦争として現在でも当時の映像を見る事が出来ますし、様々な映画が作られましたから「知名度」は抜群、情報量も多いです。現用でも人気のグリーンベレーやSEALsが投入されたので、ここが起源と考えられがちですが、それらの特殊部隊がモデルとしたのはSASやWW2のLLDGなどの英軍特殊部隊です。

大英帝国は海外領地を多く抱えていたために反乱などへの対処に度々軍を派遣していました。派遣地域は世界規模、主に南半球が多く、熱帯、乾燥帯での戦いが多く、敵対勢力も点在する少規模グループでしたので、大規模正規軍では対応が出来ません。そこで編み出されたのが能力の高い小規模部隊による対反乱戦Insurgency warであったわけです。

英軍がInsurgency war戦術を確立したのはマラヤ紛争であると言われています。投入されたのはSAS。
SASは拠点をゲリラが活動するジャングルへ移し小人数によるパトロールを頻繁に行い敵対勢力の行動を押さえ込んでいきます。また地域住民へ医療行為を施すなの人心掌握に努め、村自体を防御拠点とするなどし地域住民と密接な関係をつくり、ゲリラ情報を得易い状況とします。脱線しますがAR15は米軍よりも早くSASによってマラヤ紛争で使用されました。

SASがマラヤで行った戦術が、後に米グリーンベレーがベトナム戦争で行った「ハーツ &マインズ」「戦略村」のモデルとなった手法です。初期GBメンバーが、英国特殊部隊が残した戦訓の多くを取り入れ製作したマニュアルは代々隊員に引き継いで行きます。


ダメだ、長すぎますね。続きます。  


Posted by あふりかくん  at 21:00Comments(0)その他

2008年05月22日

PMCスタイル-BHI パンツ編-




ハイ!あふりかです。

PMCスタイルの重要なファクターである「タクティカルパンツ」についてグダグダ語る3回目。

本日は二大パンツ「5.11」と「ウーリッチ」に多大な影響を受けながらもオリジナリティ溢れるBHI製品について考察してみましょう。


「オマエが語るな!」と言われるくらい知名度の高いブラックホーク社。アパレルカテゴリーである「ウォーリア ウエア シリーズ」はブーツ製造から始まりました。ナイロンベストやポーチなどの製品は手頃な価格と高い品質で多くのファンがおりますがブーツは初。

「BHIが作るブーツなんてねぇ~」と懸念を持たれましたが、他社製品に無いコンセプト(水に濡れる事、内部へ水の侵入を防ぐ事よりも高い排水性、速乾性に重点を置いてます)を採用する事で他社製品との差別化を図り成功しています。あふりか、今日はライトアサルトブーツを履いてます。大変お気に入りです。

その後、LEVEL5ジャケット&パンツでウエア製造へ進出。この辺から「多分ヤルな」と思ってましたが期待を裏切る事なくタクティカルパンツ製造に乗り出します。8.5ozコットンを使用していますが5.11と比較してやや堅めの感触。両腿に配置されたセルフォンポケット、5.11やウーリッチでは見られないジップポケット、後ろポケット上部に配置されたMOLLE/PALSウエッブなど外見的特徴が目を引きますがBHIタクティカルパンツの最大のウリは「着用感」だと考えます。

BHIタクティカルパンツは他社と違いウエスト部を二重構造としています。前後を幅広のエラスティックバンドで連結する事でウエストへのフィットを高めるギミックを採用。これが外観からは判らないようになっているんですねぇ。

そして極めつけがウエスト内側に施されたノンスリップパッド。ゴム製ラインがウエスト部にグルりと配置されてます。これにより、上衣がズレ上がる事を防ぎ、合わせてウエストのフィット感も高めています。ウエスト部を二重構造にする方法は5.11がTDUパンツで行っていますがBHIは更に推し進めたものと成っています。初タクティカルパンツとは思えない出来映えです。

最新作故に、5.11やウーリッチのようにイラクなどでの使用実例が無いのが残念ですが、何のコッタァありません。サバゲで履いて見ればよー判ります。チーム百鬼野行メンバーとあふりかで「実戦テスト」を行った際の写真。左端POM君は5.11を履いてますが彼もBHIタクティカルパンツ カーキの所有者。青鬼君は5.11、ウーリッチと履いてきていますが「コレが一番イイっ!」と絶賛していました。

確かにウエストのフィット感は他社のそれとは別モノって感じです。「座りが良い」って言うかシックリ来るんですよね。上衣のめくれあがりも少ないです。ヒップホルスターを装備した時に効果が高そうです。その辺考えるとシューターの方にもオススメできます。

最後にチョイ ゴーマンかましますと、5.11、ウーリッチで採用されているインナーニーパッド対応にして欲しかった。実際あまり使用する事は無いんですが膝部補強の効果もあるんでねぇ。もう製品自体には全く不満なし。BHIの生産力ならば「プロ達」による使用も時間の問題でしょう。日本のゲーマーの方が先行ってます。


  


Posted by あふりかくん  at 14:00Comments(2)アパレル

2008年05月21日

The girls in the training




ハイ!あふりかです。

アメリカには数多くの民間訓練機関があるとお話したことがありますね。

DVD「CQBベーシックマニュアル」に登場したLMS Defenseやトリガータイム、タクティカルレスポンスは軍、警察、プライベートコントラクターの訓練も行う優秀なスクールとして人気があります。

訓練内容も様々で基本的なハンドガンのコースからフォースオンフォース(小規模部隊の連携行動)まで参加者のレベル、予算に応じたカリキュラムが組まれています。

ムサいオサーンの参加者が多いのですが、そこはアメーリカ。
女性参加者も少なくないようです。

社員なのか、お揃いのショップTシャツを着た女の子3名。「デカいケツに興奮するタチでねぇ」あっ、コレ映画「HEAT」 A・パチーノのセリフね。


インストラクターの言葉に耳を傾ける姿は真剣そのもの。3名とも随分若いです。



聞く姿勢がある生徒にはインストラクターも真剣です。「女性のコンナトコ撃っちゃダメだよぉ」なんて言ってはいません。


女の子に対しても手加減無しの訓練で土埃まみれになってます。

掛けてるサングラスに女の子らしさを感じますが、向こうの娘は腕っぷしが強いんで、ちゃんと教われば・・・






ワンハンドもこなします。


妙に棒立ちだった彼女たちも訓練が終了する頃には・・・








ファイアー&マニューバーをもこなすようになります。


あふりかの知人である日系3世の家族は横須賀からシカゴへ移り住んだ時、周りに銃がある環境に最後まで慣れる事が出来なかったと話していました。

オタにとっては羨ましい限りの環境も「生活の場」とした場合、決して最適では無いのは実際に生活してみないと判らないかも知れませんね。


  


Posted by あふりかくん  at 20:00Comments(3)その他

2008年05月21日

PMCスタイル-ウーリッチ パンツ編-


            う~ん、ジーンズもイイねっ!


ハイ!あふりかです。

本日は5.11以外のタクティカルパンツについてお送りします。


5.11タクティカルの成功を受けて「タクティカルアパレル」って新たなジャンルが確立されます。
活発なマーケットの動きに企業は敏感ですし、アフガニスタン、イラク復興支援による民間人の現地渡航とゆー追い風もあり、続々と新規参入する企業が現れます。しばらくは5.11製品の廉価版のようなモノが多かったのですが満を持して本格派が始動します。それがウーリッチでした。

ウーリッチのアパレルメーカーとしての業歴は5.11(ロイヤルロビンス)を遙かに凌ぐもので、お洒落なお父さん、お母さんの方が名前を知っていたんじゃないでしょうか。アウトドアアパレルとして長年愛され、重厚な造り、暖かみのあるデザインは多くのファンに支持されています。

その牧歌的雰囲気を持つメーカーがタクティカルアパレルに進出すると言うニュースは結構衝撃的でありファンの好奇心をくすぐったようです。ウーリッチはその期待を裏切らず、綿密なリサーチを重ねながら多くの試作品を「プロ」達に検証依頼、熟成を重ね遂にリリースする手法を取りました。この辺りは流石一流メーカーと唸らされます。

左は「チョーカースリング」考案者D・チョーカー氏。元あざらしさんです。内容は良く判りませんが彼はイラクでのオファーを受けたようで、その際に恐らく提供されたと思われるウーリッチ製品を着用しています。着用しているパンツはどうやら裾のカーゴポケットな無いタイプ。彼の仲間は裾にポケットの付いたエリートシリーズカーゴパンツを着用しています。


イラクの有名なモニュメントでのスナップショット。全員ウーリッチ製品を着込んでいるトコロがクサいですが、なかなかイカしてます。


あふりかが実際に5.11タクティカルパンツと履き比べた感想ですが、縫製や生地の重ね方などはウーリッチ製の造りは大変丁寧で高級感にあふれています。5.11が特に手を抜いている訳ではないのですが、良く研究をした結果の製品ですから細かな部分でも「5.11を超えよう」って意識が見えます。デザインは抑制の利いた落ち着いたものなのですが、盛り込まれたギミックはプロの意見を参考としている為に非常に実用的です。

さて、ゴーマンかましますかぁ~。

正直、「重い!」

ややオーバーサイズに出来ており、動きやすさと耐久性に重きを置いた為か5.11に比べて明らかに重量を感じます。汗をかいたり雨に濡れるなど、水分を含んだ際に如実に感じます。どーしても現場のプロは「耐久性」を重んじますんで、その意見を取り入れた結果だと感じます。「たかが着衣の重量じゃねぇーか」と思われるでしょうが、過酷な環境に身を置くならば余分な疲労は避けたいものです。

デザインや機能が良いだけに残念なトコロですが新作はナイロン、コットンの混紡となっています。あふりかに言われずともチャンと対応してますっ証拠ですね。


先鋭ファンはお気づきかも知れませんが今ウーリッチのオフィシャルHPは更新作業中で停止状態。かなり長いこと止まってます。ちょっと耳にした話と関連があるんじゃないかなって考えてます。向こうの業界では良くある事ですんで早く結果が見たい今日この頃です。



  


Posted by あふりかくん  at 14:00Comments(2)アパレル

2008年05月20日

5/27発売SATマガジン




世界の最新ミリタリー情報を美しい写真と詳細な説明で
お届けするストライクアンドタクティカルマガジン
5/27最新7月号発売です。

SATマガジン7月号は
・在日米軍岩国SRT by イチロー
・警察・最新ロボット
・陸自・中央即応集団
・米海軍兵器見本市
・BATES最新ブーツ
・ブラックホーク特集
・漫画「ナイトストーカーズ」完結編

と毎度ながら内容充実。
今号は大増232ページ!!

編集次長のテラロッサ氏とはエリア86でのゲーム以来仲良くしてもらってます。先日のヴィレッジ1でも会えるかと思ってましたがギリギリまで編集作業に追われていたみたいですねぇ。お疲れ様です。


あふりかは米軍オンチなんでSATマガジンのようにカナリ「突っ込んだ」内容のレポートって物凄く勉強になるし参考にさせてもらっています。

表紙を飾る米海兵隊SRTとは何ゾヤ?
Special Reaction Teamsの略称で基地内での警備を任務としているようですね。海軍、海兵隊基地のSP(MPの海軍版)MPと協力体制を敷いている即応ユニットとの事だそうです。画像は海兵隊員ですがSRTとは関連ないです。プラカードの文句が気に入りました。



全然関係無いけど、
あふりかが生まれた神奈川県横須賀市には米海軍ベースがあり、夜間の周辺パトロールをSPが行っていたのをよく目にしました。ゲート前横断歩道の目の前にあるタコス屋で寒い冬の晩、コーヒーを啜るSPとあふりか。デッカい体でPコートにセーラー帽のSPが身を丸くしてコーヒーを飲んでる姿を見て、何か励ましたくてジュークBOXでジミヘンの「ヴゥードゥーチャイルド」を入れたら、ニカっと笑いながら「Good!」とサムアップされたのを思い出しました。チョイト脱線しました。


敬愛する小林源文画伯の「キャットシットワン80」はフォークランド戦ですと?
極寒の地フォークランド(マルビナス)諸島で英国、アルゼンチン間で繰り広げられた紛争は、その後の英国装備改編に大きな影響をもたらし、各国装備開発のターニングポイントとなった戦いです。
「キャットシットワン」がベトナム戦争を舞台としていたのに対し80はその後の冷戦下での地域紛争、テロに焦点を当てており大変興味深い内容となっています。登場キャラクターがウサギなどの動物の姿を借りていますが内容は非常に硬派で源文節炸裂してます。


読みドコロ満載SATマガジンはパラベラムでも販売中。バックナンバーもヨロピクです!









  


Posted by あふりかくん  at 20:00Comments(0)その他

2008年05月20日

PMCスタイル-5.11パンツ編-




ハイ!あふりかです。
「陽気が良くなってきましたねぇ~」
なんて昨日書いてたのに、何すか?今日のドシャ降り・・・。
各地で交通機関が麻痺しているようです。
皆様お気を付けくださいね。

さて、本日はPMCスタイル-パンツ編-と題しまして「パンツ」に関して見ていきましょう。


一見普通に見えて、アウトドアレジャーなんかに役立つテイスが盛り込まれているウエアってのは、それ程珍しいモンじゃなかったんです。「5.11タクティカル」はアウトドアアパレルメーカーである「ロイヤルロビンス」から出発してますし、「ウーリッチ」は長い歴史を誇るメーカーです。
【「ウーリッチ」って表記には賛否両論ありますが、英国に「ウーリッチ地方」ってのがありまして命名の由来と あふりかは考えています。「ウールリッチ」は昔、国内販売が始まった際の「日本語表記」として定着したんじゃないでしょうか?発音の問題なんですがアメリカの業者には両方通じますw】

そんなアウトドアアパレルメーカーであった「ロイヤルロビンス」の製品を捜査官が愛用し始めた事から、より機能を特化した「5.11タクティカル」が誕生しました。マーケットを考えると当時としては冒険だった気もしますが、「隙間産業」だったようで大いに当たり、5.11は「タクティカルアパレルの代名詞」となりました。これにウーリッチを始めとする他メーカーが追随しているってのが現状だと思います。


5.11をタクティカルアパレルメーカーのトップに押し上げた製品、それが5.11 タクティカルパンツであると言っても過言ではないでしょう。8.5ozコットンを使用した4シーズン対応のパンツで7つのポケット、ユニバーサルベルト、インナーニパッド対応など様々なシーンに対応するギミックが盛り込まれています。TOP画のPMCオペレーターの姿からも判るように圧倒的なシェアを誇ります。

バリエーションとしてナイロン素材を採用した5.11 タクティカルナイロンパンツがあり、夏場や、気温湿度の高い地域での着用感を向上させています。



また新たに発売された5.11 タックライトプロ パンツは素材をコットン、ナイロンの混紡とし乾燥、肌触りの効果を落とさずに、リップストップ加工を採用。裁断も股部に別カッティングを取り入れ、より動きやすい構造としています。

このようなバリエーション展開を見てもタクティカルパンツが5.11の基幹商品で有ることが伺えます。


実際の使用感についてですが あふりかは以前サバイバルゲームでは南ア製の迷彩服を着用していました。南ア製BDUの中でも警察軍SAP迷彩服は陸軍ヌートリアと比較して縫製や素材に優れており、同年代の米BDUより格段に使用感の良いものでした。しかしそれはあくまで「軍用衣服」としてのもので5.11タクティカルパンツの足下にも及ばないと思います。(まぁ比較の対象として釣り合っていないですけどね)

今や5.11などのタクティカルアパレルはPMCオペレーターの間でも「ステータス」となっており、ペルトン著「現代の傭兵たち」には「カード限度額まで買いまくる」なんて記述も出てきます。マーケットの拡大は新規参入の好機となります。現在多くのメーカーからタクティカルパンツがリリースされています。

次回はそれら「新興勢力」の製品について考えてみましょう。





  


Posted by あふりかくん  at 12:55Comments(0)アパレル

ミリタリーショップ パラベラム


パラベラムはブラックホークや5.11、PPMなど人気のPMC装備を専門に扱う
ミリタリーショップです。

【営業時間】
(TEL注文、発送、問合せ)

月~金10:00~16:30
土日祝日定休
(インターネット注文365日24h対応)

TEL:043-497-4181
FAX:043-497-4182
MAIL:info@ex-military.jp

業販承ります。
商品カテゴリー
タクティカルギア タクティカルギア ウエア ウエア アイウエア アイウエア グローブ・プロテクター グローブ・プロテクター フットウエア フットウエア ライト・マルチツール ライト・マルチツール アクセサリー

アクセサリー

< 2008年05>
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
オーナーへメッセージ
プロフィール
あふりかくん
あふりかくん
ミリタリーショップ

パラベラム店長でやんす。

当店では流行のPMCスタイルに
マッチしたタクティカルギアやタウンユースにも合うウエアをお取り扱いしております。



ミリタリーショップ パラベラム

PMCスタイルサポートショップ
おすすめブランド
ブラックホーク 5.11 パトリオットパフォーマンスマテリアル
特集コラム
特集:ブラックホークCQCホルスター 特集:プレートキャリア徹底比較 特集:パトリオットパフォーマンス
オススメフィールド
SEALs
ゲームフィールド「SEALs」

Village1
ゲームフィールド「Village1」

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 45人