ミリタリーショップ パラベラム FOB「ミリブロ」

パラベラムが開業する前、まだ名称すら決定していない時のお話。
ミリタリーショップをオープンするに当たってのお店の方向性を検討した際、
例えば人気のある「特殊部隊」をフューチャーし「迷彩服」「装備」を取り扱ったとしても
後発の我々は他の有名店の中に埋没してしまうだろう、ならばまだミリタリーファンの間では
定着していないけど他のお店が大きく取り扱っていない商品を中心に据えようと「スキマ産業」を
狙って結論したのがPMCスタイルへのアプローチ第一歩でした。

お陰様でと言うか残念ながらと言うかイラクの政情不安が続きPMCのオペレーターが目に触れる機会が増えて徐々にではありますが「PMCスタイル」はファンに知られるところとなり、パラベラムを利用していただくお客さんも増えてます。パラベラムではショップとしては珍しい事にHPでスタイリングテキストを掲載したり特集コラムを組んで「PMCスタイル」を紹介していますが、まぁ実物の写真には敵わないトコがあります。「アイテム、ウエアの選択ポイントは？」と尋ねると「実際の使用」がトップ回答なんで実際にオペレーターが使用する画像が一番「グッ」と来るんでしょうね。


これは小さい小さいPMC「クレセントセキュリティグループ」のポスター。実際にイラクで物資輸送警護を行った実績があります。会社プロモーションに熱心でHPで活動の様子を公開してます。
活動場所がサマワに近かったのか、自衛隊員とのスナップが数点ありました。



同じくクレセントセキュリティグループのオペレーター。遺跡で記念写真。
彼らは会社で製作したキャップ、Tシャツを着用しており「チーム」としての統一感があります。
銃はAKを多用してますがM203付きM16A2、14.5mmロシア製機関砲搭載ピックアップトラックを
所有するなどケッコー重武装です。


昨今のAKブームで有名になった画像。あふりかもルーマニアタイプのモノポットストックは好きです。
このOPは恐らくパラクレイト製RAVを着用。OPと言うとプレキャリが多いんですがこの手の
アーマーベストも結構見かけます。会社やOPの予算にも関係するようです。


イラクの画像で度々登場するんで有名なモニュメントなんでしょうが良く判らないライオンの像。
OPが着用しているのはデザートタイガーのパンツ。このOPは確かオーストラリアのPMC所属です。
パンツは5.11が圧倒的に多いんですがカモBDU着用も結構います。


ハイチで活動するPMC「ダインコープ」のOPを捉えた写真。PMCと言えばイラクが頭に浮かびますが
活動地域が限定されないのも彼らの特徴です。都市部での活動の為か黒装備にジーンズを着用しサングラスという「威圧的」なスタイル。バイクに２ケツしているパパラッチを追いかけてる写真もあり怖さ爆発。


あふりかが一番好きなOPスナップ。所属は不明です。右から２番目のOPがFN MAG持ってます。
冬期なのかアンダーアーマーのコールドギアシャツ、ハイスピードギアのチェストリグを使用。
他のOPもロングスリーブ、フリースを着用しており「OP冬装備」の参考になります。

PMCは活動自体がクライアント情報に繋がる為に大きく自分たちの活動をアピールしないし
かなりのPMCが存在すると言われる英国系は秘密主義に徹しています。その為に企業が公開する
画像は少なく、最初に出てきたような零細PMC以外はプロモーション方法にも注意しているようです。