2007年11月12日
PMCの事情
「金の亡者」のように言われるPMCとオペレーターですが
実際は聞くも涙の事情を抱えた人が多い事に気がつきます。
まず昔の傭兵と違い所帯持ちが多い。彼らの志願理由は「家族に良い生活をさせたい」が
圧倒的。それもプール付きの家に住みたいトカではなく「娘の大学進学資金を稼ぎたい」やら
「幼い子供の養育資金」「離婚慰謝料」「難病の家族の医療費」など普通の人が望むレベルと
変わらない。
軍や警察で得た特殊な技能は「民間」では潰しが利かないのですがPMCでは歓迎されます。
それも前職の3~4倍稼げるって言ったら多少の危険は承知で家族の為に働くでしょう。
確かに「冒険主義者」ってのも少なからずいますが、民間企業は「所帯持ちの『責任感』や、
『自己犠牲精神』を高く評価してます。
PMCには意外なほど女性OPが多いのですが「離婚率」の高さが大きな理由のようです。
警官出身者が多く、警察で得られる収入、年金と危険を天秤に掛けてもPMCの収入は
魅力のようです。まぁ年収$30000で子供大学には行かせてあげられないもんなぁ。
結構切実なんです、PMCオペレーターって。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。