2008年05月20日
PMCスタイル-5.11パンツ編-
ハイ!あふりかです。
「陽気が良くなってきましたねぇ~」
なんて昨日書いてたのに、何すか?今日のドシャ降り・・・。
各地で交通機関が麻痺しているようです。
皆様お気を付けくださいね。
さて、本日はPMCスタイル-パンツ編-と題しまして「パンツ」に関して見ていきましょう。
一見普通に見えて、アウトドアレジャーなんかに役立つテイスが盛り込まれているウエアってのは、それ程珍しいモンじゃなかったんです。「5.11タクティカル」はアウトドアアパレルメーカーである「ロイヤルロビンス」から出発してますし、「ウーリッチ」は長い歴史を誇るメーカーです。
【「ウーリッチ」って表記には賛否両論ありますが、英国に「ウーリッチ地方」ってのがありまして命名の由来と あふりかは考えています。「ウールリッチ」は昔、国内販売が始まった際の「日本語表記」として定着したんじゃないでしょうか?発音の問題なんですがアメリカの業者には両方通じますw】
そんなアウトドアアパレルメーカーであった「ロイヤルロビンス」の製品を捜査官が愛用し始めた事から、より機能を特化した「5.11タクティカル」が誕生しました。マーケットを考えると当時としては冒険だった気もしますが、「隙間産業」だったようで大いに当たり、5.11は「タクティカルアパレルの代名詞」となりました。これにウーリッチを始めとする他メーカーが追随しているってのが現状だと思います。
5.11をタクティカルアパレルメーカーのトップに押し上げた製品、それが5.11 タクティカルパンツであると言っても過言ではないでしょう。8.5ozコットンを使用した4シーズン対応のパンツで7つのポケット、ユニバーサルベルト、インナーニパッド対応など様々なシーンに対応するギミックが盛り込まれています。TOP画のPMCオペレーターの姿からも判るように圧倒的なシェアを誇ります。
バリエーションとしてナイロン素材を採用した5.11 タクティカルナイロンパンツがあり、夏場や、気温湿度の高い地域での着用感を向上させています。
また新たに発売された5.11 タックライトプロ パンツは素材をコットン、ナイロンの混紡とし乾燥、肌触りの効果を落とさずに、リップストップ加工を採用。裁断も股部に別カッティングを取り入れ、より動きやすい構造としています。
このようなバリエーション展開を見てもタクティカルパンツが5.11の基幹商品で有ることが伺えます。
実際の使用感についてですが あふりかは以前サバイバルゲームでは南ア製の迷彩服を着用していました。南ア製BDUの中でも警察軍SAP迷彩服は陸軍ヌートリアと比較して縫製や素材に優れており、同年代の米BDUより格段に使用感の良いものでした。しかしそれはあくまで「軍用衣服」としてのもので5.11タクティカルパンツの足下にも及ばないと思います。(まぁ比較の対象として釣り合っていないですけどね)
今や5.11などのタクティカルアパレルはPMCオペレーターの間でも「ステータス」となっており、ペルトン著「現代の傭兵たち」には「カード限度額まで買いまくる」なんて記述も出てきます。マーケットの拡大は新規参入の好機となります。現在多くのメーカーからタクティカルパンツがリリースされています。
次回はそれら「新興勢力」の製品について考えてみましょう。
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