2008年06月17日
Secret War
CIAが指揮するモン族傭兵
ハイ!あふりかです。
PMC、PMCと騒いでおりますがPMCってのは、あくまで「裏方」でして
真っ向切っての戦いには正規軍のご登場が必要となります。
ところが大昔の戦争と違い現代は複雑怪奇でしてコソーリと戦争をしないといけない事もあるようです。
民主国家の盟主たるアメリカは、そうそう戦争は出来ません。
世界が納得する大義名分が必要となりまし、「国益重視」なんて匂いすら出せません。
で・す・が、表面上「アメリカの存在」が見えないものの、実はガッツりやってた事が過去いっぱいありました。
有名なトコですと、キューバのピッグス湾事件ですとかカンボジア紛争なんかはCIAが実働した「秘密戦争」であり、記憶に新しいところではアフガニスタン紛争も全般を通してCIAが深く関わっています。
(細かく挙げたらキリが無い程あります)
これらの「秘密戦争」でCIAは当事国の政治情勢や対立関係を巧みに利用し敵対側の反対勢力を取り込み、「人、物、金」あらゆる面で援助を行い「アメリカ軍の代理」として戦闘に投入します。
ピッグス湾事件では在米亡命キューバ人、ベトナム戦争、カンボジア紛争では少数民族や反共勢力を雇い「傭兵軍」を組織します。アフガニスタン紛争でも北部同盟のカブール侵攻にはCIAが組織した現地徴募の「傭兵軍」が随伴していました。
現地徴募の「傭兵軍」を実行指揮するCIAエージェントは「軍事要員」「準軍事要員」などと呼ばれ民間人や政府文民を装い「秘密戦争」を推し進めます。これらの要員は元軍人が多く特にGBなどの特殊部隊出身者が多かったようです。
(能力+機密保持資格が必要な為)
民間人の軍事要員→PMC 民間人を装った軍事要員→CIAなど諜報機関の軍事要員
似て否なる者同士ながら「民間人」をキーワードに両者の姿は時として区別がつかぬ程そっくりであったりします。また、情勢次第では両者が「業務上」繋がるケースもあり、ますます見分けが難しくなったりします。
この辺は非常に興味深いところです。
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