2008年08月06日
Medical kit
ハイ!あふりかです。
先ほどまで発送のピッキングを行っていたんですが、
PPMのSAT, Self Applied Tourniquet(止血帯)、
購入されたお客様、全員が2本以上の注文を頂いていて
ビビっていますw
PPM製止血帯であるSATは非常に簡単な作りで、トリグライズを通して出来た輪で出血部位を締め付け止血を行います。ストラップは表裏面に縫製されたフック&ループで固定します。大量出血は生死に関わりますので、とにかく止血する事が重要ですが、その後は部位の壊死を防ぐ為に止血帯を緩め、血液を循環させる必要があります。フック&ループを使用した簡易な構造なのでこの辺りの作業は容易かもしれません。
自前の医療組織を持つ軍と異なり、PMCは現場の医療担当「Medic」にも事欠くそうで、元Medicは報酬面で大変優遇されるそうです。
「ケガと弁当は自分持ち」
弁当は出るのかな?w Civilian Contractorにはこの意識が強く、訓練機関でも盛んに緊急医療コースの募集が行われています。
こちらは「Tactical Response」が販売しているDVD。銃撃による負傷の初期応急治療のインストラクションです。実際のコースでは精肉店で購入したブタさんを使用し、緊急オペの訓練が行われているそうです。
こちらは「Tactical Resuponse Gear」で訓練生向けに販売されている「ファーストレスポンス キット」。セット内容は左上が「ベンチレーテッドオペキット」。銃撃などにより気道が塞がった際の手術用。左下のパックは止血剤。映画「ザ・シューター 極大射程」でM・ウォルバーグがFBI車両から引っ張り出して使っています。そしてお馴染みEMシザースとメディカルポーチ。
このポーチはプラットフォームとポーチをフック&ループで固定していて、使用の際にはポーチを手元に置き、治療を行うことが出来るタイプ。DBT スモールメディカルポーチ&プラットフォームも同じ発想で作られています。DBTはワイヤーリリースなので固定は頑丈です。
軍の兵士がメディックに寄せる「信頼」って相当強いんじゃないかなぁ。メディックのニックネームが「ドク(お医者様)」であったり、周りの兵士に大事にされる話って多いですし。故三島 瑞穂氏の著書を読んでいても、メディックに頼めば大概の不調は「下」も含めて完治したなんて話も出てきます。
そんな頼りになる存在を欠く事が多いCivilian Contractorは自らがMedic並と成らざるを得ないのでしょうね。
仰天 大特価 サマーセール
今年もヤッてますPMC夏祭り
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