2008年08月14日
While holding the Olympics
ハイ!あふりかです。
連日北京オリンピックネタでニュース番組が華やかですね。
世界が競技の結果に一喜一憂する中、皆さんご存知の通り
ロシア、グルジアの間で紛争が勃発しています。
あふりかが尊敬しています佐々淳行氏の著書には
「8月は『魔』の月」と表現されています。
何故か8月には世界、日本を揺るがす大事件の発生が多く、
お盆休みで省庁の機能が低下している為に対応が後手に
廻る、なんて話が出てきます。
今回のグルジア・南オセチア自治州における露・グ両国の衝突は今に端を発するものでは無く以前から燻り続けていた問題です。挑発と小競り合いが続いてきた中で「8月」「オリンピック開催中」に大規模な軍事衝突が勃発したことを考えると佐々氏の炯眼に改めて畏敬の念の憶えます。
あふりかは露・グの険悪な関係を「夜の外交活動」で目にした事があります。ロシアとグルジアの女の子は本当にお互い口利きませんでした(不謹慎ですね。スミマセン)
ミリブロにも多くの露軍ファンがいらっしゃるので、恐らく今回の事件は気になるところでしょう。「大国復活」を目指すロシアと米国(NATO諸国)の思惑が交錯する今回の「局地紛争」、悪い表現で言えば「出来の悪い映画のリメイク」。平和平和と唱えながらもヤッてる事は相変わらずの人間様です。
デュークが面白がってるかもしれません。
メドベージェフ大統領は「目的は完遂した」と停戦に合意したようですが「目的」とは?「大国」としての威容を世界に示した?巻き込まれた住民はタマリマセンねぇ。米国のイラク侵攻、今回の露・グの紛争、血を流すのは罪の無い住民と鉄砲玉の兵士だけです。
日本人にとって「8月」は大事な意味を持つ月です。
「魔の月」とするか「楽しい夏休み」とするか?
非常に心配な新内閣です。
心配ないのがパラベラムのセールw
(本当に不謹慎でスミマセン)
仰天 大特価 サマーセール
今年もヤッてますPMC夏祭り
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オイルマネーで急成長し、西側の技術と経済を取り込んで、
戦争をいつでもやれる状態にある。
冷戦終了頃のソ連より、国の地力は遥かに上がっている。
ロシアが国連の拒否権を持っている以上、
自国の利益の為に周辺国を制圧しても、
国連が侵略統治をやめさせる事は、ほぼ不可能だろう。
アメリカは近年、好き勝手にやり過ぎて立場的に他国に強く言えない状態だし。
今後、中国やロシアが暴走しても、国連は現実的に両国に対して物理的な対処をほとんどできないから、
国家間の戦争でしかこれらを排除することは出来ない。
冷戦が終結した今、他国の為に中国やロシアと戦うリスクを犯してくれる国は一つも無いだろう。
グルジアがロシアの影響を排除するには、国内に米軍を駐留させるしかないと思うが、
それをやってしまうと、第二のベルリンになりかねない。
今更ながら、北海道をソ連に統治されずに済んで良かったと思う。
マスゴミや官僚は、ロシアを脅威対象から外してしまったようだが、
本当に怖いのはどこの国なのかよ~~く考え直した方がいいと思う。
しつけが悪く、やたらと吠えて噛付こうとする愛玩犬と、
命令一つで喉元に食らいつく猟犬。
本当に怖いのはどっちなんでしょうかねぇ。
あれじゃあ冷戦時代のソ連軍そのものだわ。
官僚や政治家の皆さん。
戦車の大幅削減、このまま続けて大丈夫ですか?
戦車無しであれを食い止める手段を考えていますか?