2008年09月09日
Soft-shell Jacket
アフガニスタン国境警備隊訓練を行う米部隊
ハイ!あふりかです。
昨晩、久しぶりに夜道をテクテク歩きました。
なんか日中との温度差を感じてきます。
さて、まだまだ「秋の足音」とまでは行きませんが
確実に季節は変わりつつあります。
先日入荷しましたT.A.D Gearジャケットの為か
そろそろ秋に向けてのウエアをお考えのお客様の
注文も見受けられます。
そこで本日はTAD ステルスジャケットに代表される、
「ソフトシェルジャケット」についてゴタクを並べますw
民間アパレル製品って結構昔から戦場で使用されています。
特に寒冷地ではとにかく寒いんで官品じゃ凍えちまうって事で
私物の防寒着を持ち込むケースが多かったようです。
特殊部隊のようにウエアや装備の自由度が高いトコではその
傾向が顕著です。また発見された時のトレースを困難にするなどの意味もあり民間製品使用が多く見受けられます。
もう見飽きた感のある有名な画像。寒いから持ち合わせたジャケットを着込んだ感じがありありです。
特殊部隊もPMCも長期間、同一地域に留まる事になれば現地に適応したウエアを選ぶのは言わずもがなです。
徐々にウエアのクオリティが高いものとなっていきます。
民生品の中で高い注目と評価を集め、着用が増えているのが
「ソフトシェルジャケット」です。極細ナイロンで織り上げられた軽量なジャケットは優れた保温性と「モイスチャーコントロール(内部熱放出性能)」に優れており、多くの装備を着用しての激しい行動の際にも快適さを保ちつつ、外気の侵入を防ぐ優れたウエアとして人気を博します。
製品性能を語る上で何よりも説得力を持つのが「バトルプルーブン」であるのは武器に限ったお話ではありません。アパレルメーカーもソフトシェルジャケットの持つマーケットに注目し多くの優れたジャケットがリリースされるようになります。
早い段階で優れた製品をリリースした「アークテリクス」「T.A.D Gear」は、元来アルペン、アウトドアアパレルメーカーであったのが功を奏したと思います。防寒性に優れ行動し易く、ザックなどとの干渉を防ぐ考慮がなされたジャケットはそのまま「タクティカルシーン」への転用が可能であった訳です。
特異なところでは「SORDハードフェースジャケット」を開発した「オーストラリアンSORD」がいます。
南半球に位置し、寒さとは無縁と思われるオーストラリアで優れたソフトシェルジャケットが生まれたのはオセアニア系コントラクターのニーズの高さが関係すると思われます。そう考えるとLEM使用のソフトシェルジャケットの今日の成功はCivilian Contractor達に大きな要因があるように思えてなりません。
大手タクティカルギアメーカーであるBHIもアパレル製品のリリースに大きく動き出していましたが発売されたソフトシェルジャケット「ウォーリアウエア オペレーションジャケット」は前出3社の製品をよく研究している製品である事が判ります。
従来は軍、警察のニーズに注目をしていたメーカーも、
国内外で活動するCivilian Contractorに大きなビジネスチャンスを見いだしている事に気付きます。
PMCスタイルを目指すみなさんも秋冬に備え
「ソフトシェルジャケット」でキメてみるのは如何でしょうか?
カッチョイイーヨーw
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も南に行けば寒かったはずです。
私がいたのはニュージーランドですが、
南はめちゃくちゃ寒かったです。ですから
同緯度付近であればそれなりに冷えるかと。
さてソフトシェルですが、今アウトドアメーカーもそれ狙いがあるのかそういう色を出してきていますね。
まあ日本では宣伝しないだけで、軍などに協力しているメーカーは多いですが^^;
こんにちわ!
どんどん突っついてくださいw
SORDの場合、ハードフェイスは豪海軍で採用されており、当初の開発目的は「洋上」での使用のようです。
PCU MCU アークテリクスにパタゴニア 色々ソフトシェル系試しましたがTADが今んトコ一番お気に入りです
デザインやらポッケの位置やら素材やらとバランスとれてます そしてタクティコーな上着には上腕部のベルクロが不可欠です これ重要
明日にはパラベラムさんからTADの最新型が届きます めちゃ楽しみやわ!
お世話になります。
ご期待に沿える製品です。
このトコロ、ソフトシェルへの
お問い合わせが増えてきています。
ちょっとお値段が張りますが
一度着てしまうと手放せなくなりますよね。