2008年04月14日
オススメ教科書
ラ、ラテール(南ア製)か?ステルスジャケットと一緒に。
ハイ!あふりかです。
今日はあふりかが読んでる「教科書」を紹介します。
あふりかは小林源文画伯の作品は全部好きですが、中でもこの作品は別格です。「いっちょ噛みの知識が如何にいい加減なものか」をこの作品を読んで思い知らされました。銃火器に関する資料や解説本は数多いのですが火砲、爆薬を掘り下げたものは珍しく、画伯の緻密なイラストと詳細な解説で大変理解し易いのが助かります。あふりかはこの本を読んで初めてモンロー効果とノイマン効果の違いが判りました。PMCとは関係ありませんが是非一読される事をオススメします。
パラベラムのヘビーユーザーであり、ミリブロにもコメントを寄せていただいているピーターさんのオススメであふりかも購入した名著。PMCを題材としたものの中では群を抜いた作品。著者自身がブラックウォーターを始めとするPMCへ取材をしたルポルタージュ。パラベラムのコラム「PMC~民間軍事会社~とダイヤモンドバック」を書いた後で読みましたが、本作を読んであふりかのPMCに対する認識が誤っていなかった事が再検証できました。PMCに興味を持ったら何はなくてもこの本を読むことをオススメします。
あふりか、何回もこの本を読み返しています。作者はWW2 ドイツ武装親衛隊で勇名を馳せた「パンツァー(戦車)マイヤー」ことクルト・マイヤー。WW2全期間を通して一線で指揮官として部下を鼓舞した第一級の将校です。彼の目を通したWW2ヨーロッパ戦線と終戦後の捕虜生活、軍事裁判、家族との再会が自身の筆により語られています。
今やネットの発達で情報収集は容易になりましたが、優れた書籍は「行間」を読む楽しさがあります。ここにあげた作品を「教科書」としたのはそこにあります。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。