2008年05月19日
PMCスタイル-上衣編-
ハイ!あふりかです。
今日は快晴ではないんですけど暖かでイイ陽気です。
梅雨がやってくるしばらくの間はサバイバルゲームには最適な季節ですねぇ。
先日行われたヴィレッジ1でのゲームは、汗ばむどころか「汗だく」の陽気で薄着の参加者を多く見かけました。コーディネートの選択肢が多いPMCスタイルは天候に合わせたウエアのチョイスも楽しみなトコロです。本日は実際のオペレーター、ゲームでの着用例を確認し、春から夏にかけてのウエアを見ていきましょう。
TOP画像は以前、DBT FAPCの使用例として紹介したものです。今回は彼が着用しているウエアに注目してみましょう。PMCオペレーターにより着用が多く見られるのがショートスリーブポロシャツ。
「ポロシャツ」とはイギリスで考案された競技「ポロ」を行う際に着用するウエアとして作られましたが、1930年代にテニスプレーヤーが着用した事から一般に普及しだしたと言われています。英国伝統スポーツのウエアとしての成り立ちを持つポロシャツは「フォーマル」な趣を持っている事からゴルフなどのスポーツの他にも普段着としても大変ポピュラーなのはご存知の通りです。
気軽なウエアでありながら公の場で着用もOKな事からPMCオペレーターにも好まれています。タクティカルアパレルの先駆である5.11はいち早くポロシャツにタクティカルテイストを盛り込み製品化、多くの着用例を見ることができます。画像を見るとエリの丸まり、肩部のマイクスロットが見られず、左袖にペンスロットがある事から5.11 プロフェッショナルポロではないかと思います。
あふりかもゲームに、普段着にと着用しています。洗濯してもビロビロにならず、エリの丸まりも起きません。色あせもなく長く着用できる製品としてオススメです。海外製のタクティカルポロに共通して言えるのが、かなりオーバーサイズであるとゆー事。コンシールメントのボディアーマーを着用する為など諸説ありますが良く判りません。ややタイトフィットが好みなら2サイズ、ゆったり着るなら1サイズダウン(国内製品比)をオススメします。
フォーマルスタイルもう一方の雄がタクティカルシャツ。画像を見るとショルダーエポレットが付いていませんので5.11 ロングスリーブシャツだと思います。(5.11はエポレットが付属しているものの購入者自身が縫製して取り付ける仕様となっています)各社ロングスリーブシャツは袖をロールアップした際のストッパーが付いていますので気温に対応して着用スタイルが選べます。背中には大型のベンチレーション(空気口)を備えており通気性が良くなっているのが特徴です。
左3名がタクティカルシャツを着用しています。林などが多いフィールドでは草木との接触による擦過傷を防ぐのに有効です。カラーの選択にもよりますが、視覚欺瞞効果は期待できませんので居場所がバレるのがイヤな方はマルチカムをオススメします。w
服装の規定が無いPMCオペレーターによる着用例が度々確認出来るのが、最近CMを盛んに目にするアンダーアーマーなどのハイテクウエア。汗の吸収、素早い乾燥、良好な通気性と、従来のウエアとは次元の違う着用感から人気のようでした。しかし、ご存知の方も多いと思いますがイラクではIED(簡易爆発物)による待ち伏せ攻撃が多く、爆炎によりシャツが解けてしまい肌に張り付く事で重度の火傷を負うケースが増えて敬遠されるようになったと聞きます。画像は今は亡きイケメンオペレーター クリス氏。彼はこの手のハイテクウエアを愛用していたようです。
先日のVIでのあふりか。着用はBHで入手のマイクロナイロンを使用したウエア。メーカー忘れてしまいましたが胸に「INFIDEL」、脇腹にキャリコジャックのプリントがされています。アンダーアーマーや5.11のそれに比べてやや汗の乾燥が遅く感じます。生地自体が厚めなのが原因と思われます。これも難燃製ではないようです。プレートキャリア、アーマーベストと併用した際に汗の乾燥が他のウエアに比較して圧倒的に早く驚かされます。
最近は随分と改善されてきていますが、軍官給品は「服にからだを合わせろ」の思想が根強く、どちらかとゆーと兵士に我慢や妥協を強いるものが多かったのではないかと思います。PMCスタイルの愉快なトコロは着心地や機能性の良い製品を実際に着用する事で確認出来る事です。
今までのBDUスタイルと併用できる製品も多くありますので、サバゲシーズン到来に合わせPMCスタイルの導入もご一考下さい!
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