2009年03月10日
Tactical Technique
ハイ!あふりかです。
ネタが無いにも程がある状態ですw
「あふりか道(みち)」で中継ぎしますw
渡辺俊介選手、期待してるぞ!
さて、現代装備や最新タクティカルウエアを扱っておりますが
実はあふりか、「チャンバラ好き」だったりしますw
「用心棒」「椿三十郎」大好きです。勿論、三船敏郎ねw
本日ご紹介したスイベルのお話にも通じますが、時代や国の違いこそあれ「戦のため」「敵を倒すため」に培われた技術や道具ってのは現代の目で見ても大変参考となりますし面白いモンが多いです。
例えば「剣術」ですが、我々パツと頭に浮かぶのは「新撰組」だったり、桃太郎侍wだったりしますが、あれは剣術の中でも「素肌剣術」となります。剣術は日本国内で戦乱が続く中で発展しましたが、ご存知の通り当時は兜や鎧を身に付けて斬り合っていました。
切れ味鋭い事で世界的にも知られている日本刀であっても、甲冑を一刀両断するのは非常に困難です。戦国時代の剣術は、甲冑の隙間を狙った刺突や体当たり、足を薙ぎ払うなど甲冑の防御が弱い部分を狙ったり相手を転倒させ組み伏せた上で小刀で首級を掻き切る、現代で言えば「総合格闘技」的なものでした。自身も甲冑を身に付けていますので非常にバランスを崩し易く、転倒する可能性がありますので姿勢を低くし、重心を安定させた構えが多かったそうです。このような剣術を「介者剣術」と言います。
長く続いた戦乱が収まり徳川家康の江戸幕府により国内が安定すると、甲冑を身に付けての斬り合いの可能性は低くなります。何らかの理由で斬り合うにしても出で立ちは普段の姿に近いのが専らとなります。こうなると如何に相手を先に斬り伏せるかが重要となります。リーチを有効に使い、剣を振る範囲が長ければ有利になります。姿勢は自然体に近くなり、重心移動の自由度も高くなります。江戸時代に発展した「道場剣術」は「素肌剣術」と呼ばれます。
上 太刀 下 打刀
単純に書きましたけど、刀自体も戦国期は反りの深い「太刀」であったのが、より刀身の長さを生かす「打刀」に変化して行くなど戦い方が変化したのに合わせて武器、技術も変わって行ったと言えます。
時代をウンと進めて現代。「ライフルによる長距離射撃」は長く軍で「信仰」されていました。反動の大きなライフルで精密な射撃を行うには反動に備えた射撃姿勢が重要です。頭に浮かぶのは半身に構え、ストックを当てた肩側の腕を張り出したフォームです。遠距離の標的を正確に打ち抜くに必要な構えでした。ところが用兵思想と武器の進化により銃撃戦の距離はどんどん短くなります。銃も自動化が進み、反動の抑えられた小口径が主流となります。
銃撃戦の距離が短くなり飛び交う弾丸の量が増えれば敵の弾が当たる確立も増加します。近年のプレートキャリアやアーマーベストの出現は戦い方の変化がもたらした装備な訳です。昔の日本とは逆に現代の兵士は「素肌剣術」から「介者剣術」への変化を迫られたと言っても良いのではないでしょうか?
GUNNERやMagpul Dynamicsに見られるタクティカルテクニックの数々は「介者銃術」とも呼べる現代の戦闘術なんじゃないかなぁと あふりかは「壬生義士伝」見ながら思った訳ですw
おもさげながんす
訳:スミマセン
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もうこれ以上安くできねぇ!w
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訳:そんなことない
壬生義士伝より
私は「転倒させ組み伏せた上で小刀で首を掻き切る」ぐらいは知ってましたが、あふりかさん、凄いです!
通ずるトコロあると思う
剣術 銃術ですね
…個人的には「チャンバラ」はウンザリですが(-_-;)
お世話になります。
Gearメーカーの人でも
「武士道」に心酔している方が
結構います。
またこの人達の詳しいことw
特に「忠臣蔵」の話は高確率で
出てきます。
見事花っこ
さがせでみろ~w
お世話になります。
少し前ですが
ある方と剣術談義になりまして
「ジゲン流では~」
となった時、
「どっちのジゲン流ですか?」
(示現、自顕があります)
と尋ねたら
「ニヤっ」と笑われましたw
チミのチャンバラ話、
是非ブログで公開したいんですけどw